百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 10/20 ぴよぴよの 声添い寝する 秋の夜

「産まれましたぁ」と電話が入ったのが16日の昼過ぎ、翌日の夕方、孵化場のある東金の百姓のコジが34羽のヒヨコを届けてくれた。 数年前までは柏支店までの配送が出来たが、今は生き物の配送が出来なくなったので、丁度米を運ぶ予定があったコジに日を合…

2018 9/15 日本中ふわふわ

98%の稲刈りを終えた。草が多くコンバインでは刈り取れない部分が少し残る。 あとはバインダーで刈り天日で干すのみ、やっと軽トラに積んだグレインコンテナ(籾を運び、モーター付きでホースを繋ぎ乾燥機に張り込む大変便利な機械)を半月ぶりに降ろした…

2018 9/08 清涼飲料水は輸出農産物か?

少しでも早い電力の復旧を祈っている。乳牛は毎日搾乳をしないとすぐに乳腺炎になる。 毎年10%弱の離農者が続く中、規模拡大で補ってきた酪農家たちは電気が無ければお手上げだ。 最近天災が続く北海道で非常用自家発電の設置も増えてきたが、ない所には…

2018 9/01 数百年の亡霊が今を作る、オラたちもまた

沖縄返還交渉時、大問題として核兵器撤去とベトナムへの出撃拠点の中止があり、港や飛行場、水源地などからの撤退など基本的な事さえも米国は拒否しづけていた。 その交渉の最前線で戦い続けた外交官「千葉一夫」を描いた映画「返還交渉人」を観てきた。 米…

2018 8/26 暑さで蚊もハエも隠れ、セミも静かだ

一週間ほど涼しい日が続いた後に昨日から続く猛暑の復活はとても応える。午前の収穫を終えたら4時までは扇風機の前で裸でゴロゴロ それでも体のあちこちがつる、まさに百姓殺しの夏だ、 全国で百姓婆ちゃん達がけっこう死んでる。直売所で顔を合わせるS婆…

2018 8/13 お盆はやっぱりお盆だ

今日もステテコからシャツまでびしょ濡れだ。 首に巻く冷汗タオルも汗を吸い何度も搾り落とす、乾く時に熱を奪ってくれるタオルは役にも立たない。 いつもの夏ならこんな日は数えるほどしかないが、今年は延々と続く。 昼の休み時間を多くして対応しているが…

2018 8/06 カンパを増やさなくくては

戦乱が収まらない中東の戦地で国境なき医師団のスタッフとして看護師のユーコが過酷な状況の中、地雷や空爆でズタズタになった人たちや栄養失調やコレラ、レイプ、または銃で撃たれた人などを懸命に医療援助を今日も続けているだろう。 「紛争地の看護師 白…

2018 7/28 ありがたきおしめり

台風のおかげで明け離れた家の中を東風が吹き更けてゆく。 極楽の中ちびちびと酒を飲みながら一日を過ごした。 朝市も直売所も中止、久々にのんびり。 乾ききった田畑に十分な雨が降りそそいだ これで人参の種が播けるし、太陽熱マルチも設置できる。残渣や…

2018 7/21 久々のデート

中々普通の映画館では観られない問題作や地味だが深みのあるもの、政治的作品や古いフランス映画などを楽しめるのが柏の「キネマ旬報シアター」だ。 丁度調べようとした日に、昔からお世話になっている「朝日レスカ」I女史からシアターの上演パンフと期限切…

2018 7/15 本の次は映画だって、いいんでない

戻り梅雨の気配は完全に無い、真夏に突入だ。 最初の数日間は軽い熱中症、一日中だるかった。 1週間してようやく身体が慣れてきたが、午前中の収穫作業がつらい。 湿度が多く風が少ないからか、時々木陰でひと休み、ぐしょぐしょに濡れた服で、昼飯用の肉や…

2018 7/08

数日前は非常に冷え込み、慌てて厚い股引きをはき、夜は半身浴で冷えをに対処した。 さすがに翌朝の収穫は異常にオクラ、キュウリが少なかった。でもすぐに虫暑さが戻る。 この急激な変化の下、西日本では広域で豪雨による災害が続き、100人以上の死者が…

2018 7/01 半新年 おめでとうございます

6月7月は一年で一番野菜が収穫できる時期だ。 トマト、キュウリ、ナス、インゲン、オクラにズッキーニなどがバカ採れし、売りさばくことに頭を悩ますのは毎年の事。 定植数を減らしたらピークの前後が足りなくなるので頑張って売りさばくしかない。 どうし…

2018 6/25 雪降るように蝶が舞う

キャベツ畑に収穫に入ると、無数のモンシロチョウが舞い上がる、それはもう雪の降るようだ。 1玉のキャベツに数十匹の芋虫が食い荒しているのだから、莫大に増える。 春夏は虫よけにネットは必需遺品だがわずかな隙間をやつらは見逃さない、その恐ろしさを…

2018 6/17 一番陽の強い時の雲はありがたいのだ

今年も空梅雨かなと心配していたら、一転して梅雨寒。仕事上がりにまずはビールではなく熱燗。 晴れ間が続かないので玉ねぎの収穫が難しい。 うまく乾燥させないとみんな腐ってしまう、これから連日の雨予想、ここ二日間の雨無日は見逃せないと収穫に踏み切…

2018 6/10 いすみの給食の米は無農薬

帰 農 人 2018 6/10 いすみの給食の米は無農薬 昼前に30℃を越へ、湿度も凄い。 ハウス内のキュウリとインゲンを収獲してたら、ちょっと息苦しくなり今日はやばいと、昼前に上がり、図書館へ。 読書に昼寝、その後ちょっと仕事して早や上がり、楽しい休日の…

2018 6/03 なにか来る予感。60を前にして

この前の日曜日27日に59才になり、後10年、20年を真剣に考える時を覚悟した。 圭太、桃太、麻実が来てくれ、恒例の手巻き寿司の用意を仲良くやっている姿は天使のごとく堪能したが「麻実、ちょっと太ったんじゃんだねぇ」と言った途端、蹴りを入れら…

2018 5/24 今日、近所のきみ子婆ちゃんは灰になった

10日前に借りてきた本6冊を読み終えて。今夜は手持無沙汰。 久々にレコードをかける、ジャニスイヤンを聞きながら納豆発酵液(えひめAI)を仕込んだり書類の片づけなどをしているが、中々はかどらない。 読んだ本が消化できていないのだ。面白くてどん…

2018 5/21 はまってしまった、読書に無我夢中

1週間前田植えを終え、水の調整や「まざし」(空いた所に補植)作業を空いた時間に日々行っている。 その作業中「ぴーひよろ」との鳴き声に空を見上げると、2羽のトンビが低空で円を描いていた。 オオタカより一回りでかく、オオタカにはすぐ攻撃をかける…

2018 5/11 個人商店との付き合いは 深い縁

流山から種屋が無くなって数年がたつ。その後、一番近い柏の店に通っているのだが、80をこえたよれよれの老夫妻がやっているので店は死にかかっている。 年に数度大量注文をかけて揃えてもらっていたが、店に行っても新たな品種との出会いはほぼなく、在庫…

2018 5/04  こんな時こそ 頭寒足熱

首筋に焼けつくような熱さを感じる。育苗中の鉢苗はあっという間に干からびる。 今朝も稲の箱苗の一部が干からびていたので慌てて水やりをした、頼む生きかえってね。たぶん何とかなるが、減収は免れないだろう。 そんな暑さとの戦いから家に帰ってくつろぐ…

2018 4/27 落ち着かないけど、読書はしたい

周りの田には今までになく水が満ちている。 開発の為田が少なくなり、また水量豊富な排水ポンプの新設により、水争いをせずとも田水を得られそうなことはありがたいが、田植え直後は水面がちょっと出るくらいのヒタヒタ水状態の方が若苗には良い、水路下流の…

2018 4/22 なんで、今年はヒバリがいない

このところ畑の中にキジの夫婦をよく見る。昨年はハウス内の早出しのトウキビから露地物まで全てキジに食われたので、今年は作るのをあきらめた。 完全に覚えていて、毎日探し回っている、少し脅かさないと別の物をやられるだろう。 そろそろ卵を抱き始める…

2018 4/13 激減したけど ツバメはすてきだ

初夏のような最高記録の暑さが続いた後に、平均気温に戻ると体感的に寒い もうストーブは、と思っていた矢先に、しっかり暖をとる夜が続いている。つい先日、いつもの薪置き場に、剪定した木が山積みになっていた。 たぶん前にもらった植木屋さんだと思うが…

 2018 4/07 暑さに追いかけられる春

やぁちまったー、胡瓜、南瓜、そして稲までも、苗を大成長させてしまった。記録的な暑さにいっぺんに成長したのだ。 定植したカボチャは翌日に馬鹿ッ風にあおられ、完全に萎えている、胡瓜もヤバそう 「生きかえれ」と水をやるしかない、ダメなら苗を買う算…

2018 3/31   子育て終了 金勘定の心が醜い

26日、月曜日の午後2時、医師や看護師など国家試験の合否の発表の時間。 トラクターを降りて携帯を見るとすでに10分以上過ぎている。着信も入っている、さて、お願いと電話をすると「父ちゃん、受かったよ」とはしゃぐ麻実の声が。 安堵が全身を包む。…

2018 3/25  霊柩車に親指隠すの終わりだね

田はまだ雪景色、まだ50㎝の雪に田畑は埋もれていた。 婆ちゃん(マサの母)の弔いに家族4人で駆けつけた。春分の前日の昼に急に亡くなり、看取ることはできなかったが納棺には間に合った。 顔にしわは無く、頬には紅を差したように赤みがさし、白髪の根…

2018 3/18  晩年に億万長者、さてどう変わる?

「畦燃やしを、米作っている人たちでやることになったので来てくれるか?」と数日前に付きあいの深いIさんからの依頼。 その地区は共同で水路の管理をやれなくなって10年位になる。 以前は真夏の最盛期でも炎天下の中、年寄たちが草刈り機やクワを使い半…

2018 3/11 よかったねと、三省が迎えてくれた

数年ぶりに「今日はお休み」と決めた先週の土曜日、午前中にはフナちゃんたちの水槽の大掃除、よどんだ水の中ではメダカが見えず、溶けちゃったのかしらと心配だったが、下の方でみんな生きていた。 中の小石や水槽を洗い、魚たちを入れると元気に泳ぎだした…

2018 3/02 沖縄のテツ&トモ いい仲間だなぁ

廊下には水槽があり、フナにメダカ、ドジョウがいる。 浄化装置から落ちる水のせせらぎの音が常にチョロチョロと聞こえるが不快ではない。 保冷庫や冷蔵庫のモーター音を消してくれてありがたい。寒中は魚たちはまるで動かない、おかげで水槽内部のガラスが…

2018 2/26 ゆっくり仕事するって、すごく新鮮

毎日10回以上は体温を計っている。連日の抗生剤の点滴や服用で39℃の高熱は去り、レントゲンの影も消え、血液中の炎症反応もなくなったが、微熱が抜けない。 平熱の6.5℃より0.2.3℃高い数字がちょこちょこ出てくる、体感的にも復帰95%て、感じ。なんか…