百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

16/2/14  新しき夢 ビジョン

毎年、味噌の仕込み会の日は寒さに震えながらが定番、今年は100年に一度の超暖冬、おかげでみんな元気、用意しておいた「薪割り」に、暇な付き人たちは競って挑んでいた。
大人が苦労する中、小4の女の子が何度もきれいに薪をわっていった、力ではないことを見事に証明してくれた。
薪割りのワークショップで一儲けしてもいいよね、鶏を絞めたり、イノシシの料理なんかも組み合わせると立派なもんだ
チェーンソーの扱い方も勿論付けなきゃ、田舎暮らしには役に立たないもんね。
体験型の農園の営農は農家の経済にとても大切なアイテムだEUではかなりその道が進んでいる。
また自然との基礎的な付き合い方は百姓たちが一番伝えられる位置にいる、知恵の文化をみんなに伝えるべき役割がある。
ここ数年、田畑の仕事に追われ、外に向かって全然発信しきれていないもどかしさがあるが、それは仕方がない、できない時は無理をしない、20代前半で大きな負債を作ってしまい、一番ガンガンやりたい年代の10年間を我慢して返済し、また新たな農の道に入いれた。
またもう少し頑張れば次の道が現れるだろう、それは突然やってくるかもしれない、だから準備が大切。
仕事も勉強も追いつかない日々だが、あきらめず確実に少しでも進める事を感謝して毎日を送る事だけ。
ただ次のビジョン、明確な夢の形を確立してないと「期」を逃す。今のオラの最大の仕事はそこかな。  
さてドブロクの3段仕込み目にを早くしなきゃね。