百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2016/09/11 稲作も22年で小学校卒業

晩生の黒米を残して、後数日で稲刈りが終わる。本格的に米と付き合い22年、やっと何のためらいもなく「食べてください」と出荷できる米に仕上がった。
新兵器の除草機「アメンボ号」の効果は絶大、ほとんどの田んぼが軽度の雑草で済み、稲刈りもスムーズ、草の早や種の少ない籾の乾燥、籾摺り作業もトラブルなく進み、大粒のきれいな玄米が次々に保冷米倉に収納されていく。
昨年までのトラブル続きの稲刈りは何だったのだろう
水回りに手が回らず、除草作業も遅れ遅れに、仕方ないよなと雑草の中から米を刈る作業が続き、畑作の作業も遅れ、彼岸花の作頃まで延々と稲刈り作業が続いた。秋は辛かった
来年からはもっとうまくいく自信はある、
でもバンザーイって大喜びする気持ちが湧かないのは何故だろう?、 度重なる苦難に心には常に心配の塊があり、「そううまくはいかんよ」との声がはびこりついている。
昨夜の広島カープの優勝試合を見ていて、おんなじだと思った、みんな表情が硬い、あれだけぶっちぎりの成績なのに根底に常に不安を抱えているように見えた。
 先日のマサの誕生には5人の子らが集まった。みんなが自動車免許を持ち送り迎えや買い物などとても楽、子供たちがみんな大人になったんだと考えひとしお、
麻実は再来年の卒業後から東葛病院で助産師として働くことになった。帰ってきたらまた賑やかになるね。楽しみ。
貝人君は職探し中、毎日根性で友達と遊びまくっている。