百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 4/30 神様の粋な計らい

朝5時、顔に受けるお日様はストーブの様に暖かい、冬の終結を実感、でも夜は少しストーブを焚き、コタツに豆炭を入れる、もう少し火遊びを楽しむ。 
田んぼに水を入れた、水路は部落の共同作業が出来なくなり、土地改良区や業者などがユンボで掘り返す地区が多くなったので、せっかく作った堰が壊され、また作り直し、棒を刺し、板を打ち込み、土嚢などで調整をする。
水の勢いがある所は良いが、水路の奥にある田んぼなどでは中々水が回ってこない、やっと水位が上がり、チョロチョロと田に水が流れ込む姿は凄く愛おしい。いよいよ田植えだ、24回目の挑戦が始まる、
1勝22敗、勝率を5分に戻すにはあと20年以上かかる
今年の楽天イーグルスの快進撃が励みになる、なーんでも。

 先日、毎年恒例の田植え体験前の「農の世界の授業」があり、東葛看護学校で90分の講師をやってきた、前日まで野暮用が連なり、話の内容の整理は当日の朝、仕事の合間に頭を回したが、何とかなった、でもやはり少し悔いは残る
「アホ馬鹿阿部政権」や「遺伝子組み換え」「ネオニコチノイド農薬」などを説明しきれなかった
でもその分普段の思いをある程度語れた、感想文が楽しみだ。 
終了後30過ぎの学生から「野菜を買いたい」との申し出、先生と話してみると、病院がセントラル中央
駅近くに移転し、「朝市会」の直売所もそっちに引っ越し、学校のみんなは困っているとのこと、ではと週1、2度無人販売をやろうかとの話しが持ち上がった
これは良い話し、うまくいけばみんなの給料を増やせる、子供を持った学生の思いは神様からのプレゼント、いいね。