百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 5/27     春菊の花もって、誕生日に墓参り

「今日も 少しゆっくりしようかな」、「そうすればぁ、誕生日だし、墓参りでもしてくれば」とマサにさとされた。 
誕生日は産んでくれた「かあちゃん」に感謝する日だ、と「さよなら、さよなら」の映画の淀川長春さんの行いに感動した永六輔さんがよく話していた。
素敵な事だと常に思いながらも、実感がわかなくかった。でも今日は素直にそう思えた。  
半年前からスタッフになった木野ちゃんが身ごもった、予定日は12月、安定するまではもう半月かな、
うちの下三人がお世話になった守谷の産院「ベビーヘルシー美蕾」で産む予定、でも安定期までもう少し
重労働や機械操作などは避けねば、安定したら「馬車馬ののごとく働け」と80をこえた産婆のせいさん、その言葉に心と体の元気が伝わってくる、良かった。
 お産に関する本を「木野ちゃんに」とマサがちょくちょく持ってくる
つい渡す前に読んでしまう、そんな最近だから「出産ご苦労さん、ありがとうね」と母への感謝のきもちが初めて持てた
朝のマサの一押しがあったからこそだ、どーもでした。

少なくなったとはいえ、あちこちでツバメが飛び交う姿を見かけるのは嬉しい
自宅は古い家なので巣はすぐに作れるはずなのに全然来ない、寂しいな
でも毎夜のように日が暮れるとフクロウの鳴き声が聞こえるのは凄く幸せ、大体の巣の位置は解った
いつかちゃんと見てみたいな、今7時15分、「ほーほっ」と最初の一鳴きが聞こえた。
5月後半になってトノサマカエルの鳴き声も大きくなった、良かった、後はアオダイショウが卵を食べに来てくれれば超OK。