百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 12/18 腐った木も大事に燃やそう トホホ

宮大工の友人が木材の端切れを持ってきてくれた。今年2回目、大変ありがたい。
数年前、植木屋さんがトラック5台分以上の木を持ってきてくれて、まだ無くならない、
数年、野積みの雨ざらし、だいぶ腐っていて、先月の多雨もたたり、水分を多く含むのも多数、それらを切り分け、ストーブの火の勢いを見て組み合わせて使うと、みんな何とか使える
常に気を使い、今年のような寒波では、ぐっと部屋の温度が下がっていたりする、そんな時活躍するのが新鮮な切れ端だ、確実に計算ができる。
薪ストーブを使い始めもうすぐ40年になる。店を初めてすぐに近所の金物屋さんにあったダルマストーブを購入、市役所近くの製材屋さんから杉の皮ののついた外側の部分をもらい使い出した。
その後引っ越した家に本格的なストーブを設置してから、必死に毎年薪を集め続けた。家を解体してる所に下さいとお願いしたり、農家の創造後の片づけでも色んな材をいただいた。
ここ10年位は経済が安定し、数万円のエンジンチェーンソーはすぐ買うことが出来るが、その前は数千円の電動物しか買う余裕がなかった。
交渉に運搬、切断に保存、どれもいつも綱渡りの連続、いつしか薪集めは夏ごろから始めるようになっていた
暑い盛りに薪集め、よく「アリとキリギリス」の話を思い浮かべた、いつもせっぱっまってドタバタしている俺が、よくもアリみたいに動けるようになったなぁと、自分に感心していた。
今年はだめだ、もち米に混じった草の種を取ることに、日々全ての余裕を持って行かれる、正月に向けての準備はストップ
でも今年の大失敗のみそぎと思えば悪くないか。