百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 1/04 なんか信じられないお年玉

年末の29日、2年間付き合ったルミちゃんとの最後の日、大量の注文の収穫を終えて、午後からの最後の仕事はヤギ小屋掃除。
「来ると思ってた」とにこやかに短時間で丁寧にこなしてくれた。素直でしっかりやる頑張り屋さん、でも大きな失敗の時は良く泣いていた
近所の百姓からは評判が高く、「嫁に行くのか、もったいねえなー」と何度も話した。
何のゆかりもない40男に出したくなかった、通称「ナスカレーは良い男だったのでしぶしぶ納得したんだが、ついこの前その彼が仲間のお姉さんと友達と判明
「縁の世界、すげー」と、別れを少し納得
でも次のスタッフがはっきりと決まっていない中、気持ちよく最後の挨拶をかわしたが、「あーあーいっちゃうんだねー」女々しく思っていた。
その日は木野ちゃんの主産予定日だった。(正月四日現在まだ連絡なし)。

晦日、昼にスタッフ候補の25才のユウタロウと初対面
今は三ヶ日のミカン農家で働いていて正月休み。約束の少し前の時間に薪を積んだ軽トラで家に入ろうとしたら、髪の長いラスタの青年が歩いていた。
珍しいなと見ていたら、目が合った、「電話のやつだ」。
これは面白い、すぐに深く話し込む。古着のビンテージものが過ぎで米国に行ってたら、俺と同い年の親父がガンで帰国後1ヶ月でなくなった。
その後、沖永良部島でのじゃが芋農家で「農」に目覚め、オーストらリアなどで体験を続け、今一緒にミカンで働いている5つ上の彼女は妊娠6か月
もうしっかり親族とも了承をとっている。「自然主産」を望んでいるという。
彼の母はマサの田舎のすぐ近所、もうお互いに「やるべ」と数時間で決まり。