百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 1/13 富士山は迎えてくれた

「富士山を見に行く」、娘二人はこの話にのった。
毎年2日の朝は、4時ごろ出かけ、海や屋までご来光を仰ぎ、名高い寺社を参拝し昼過ぎには帰り、箱根駅伝の山登りを観るのが恒例となっている。
年明けからはスタッフもいないし、子供らもついてこないかもと、年末まであまり計画も立てていなかったが、嬉しい誤算。
以前、登った金時山三つ峠付近を探していたら、富士展望の三大名所の足柄峠は、その城址後に車を降りて数分で行けるとのこと、ここだ。
麻実とくるみ、くるの友達ユカちゃん、あと百姓仲間のコジの面々で、早朝西へと高速ひた走る、目の前にはスーパームーンのデカい月が。いい予感
峠に着き、10分もすると陽が登ってきた、後ろの雄大な富士山はその陽を受けとめ暖かそうに輝いている
両方に参拝した後、娘たちは富士山をバックに写真を撮っていた、その時、そこへオオタカが飛んできた、「あと、ナス!」と叫んだら、コジが「ボケナスー」と後ろに顔を出した。
「なんかすごいね」と騒ぎながら、さらに富士に向かってのドライブ、直下から仰ぎ見る嬉しさの中、世界遺産浅間神社に到着。
まずは駐車場探し、大きな寺社は初詣客で稼ごうと近所の空き地で呼び込み合戦が普通だが、ここは無い。
多くの誘導員が広大な境内に案内し実の間に押し込む、無料。
立派な社殿の前に参拝者が少し並ぶ、20人ほど集団が階段を登り参拝するまで、後ろは下で待つ、とても気持ちよく参拝ができた。
下では振舞の樽酒参拝客に木槌で打ち開けさせていた、子どもも参加、「おもてなし」の極致、そうだよね、富士山だもの。