百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 2/17  肺炎は疲れるよ ほんと

千秋の熱は風邪ではなかった、「肺炎」だった。
4日間9,5℃以上になり、ほとんど寝れなかったので行きつけの内科に行ったところ、東葛病院のERを紹介され、すぐにいろんな検査をした。
抗生剤等の点滴を毎日続け、後はひたすら横になっていたが、ただ「糀」や鶏の面倒、直売所などの少しの仕事はある。
一寸歩いただけでも、フラフラし熱もあがった。昨日からようやく高熱は収まったが、まだちらっと、微熱が出る。
薬は1週間分出されたので、たぶんしつこいんだろう。でも今日は久々に外で働いてみた。
一転の曇りない青空、風もなく暖かい、一寸動いても息が上がらない。
家の薪の在庫もつきたので、太い木の玉切り作業をすることにした。何本かは切り、家に運び、薪割りをし、数日分の用意はできた。
タツに入ると、すうっと眠れる。
やはり微熱が上がる。やはり無理はできないな、少しずつ無理ない程度に働いていくべ。

点滴に通うと、まず血圧を測るが、毎日低くなり、3日目は100以下だった。
脇の肉が少なくなり、体温計をうまくはさめなくなった、血液検査でも筋肉を溶かしている数値が上がっているのを先生は心配していた。
確実に体力の低下が見て取れ、食べなきゃヤバいと初めて思った。マサも肉を食べなさいと料理してくれる、何とか通常の7割位は食べられるようになった。もう少しだ。
1週間、全てを任せていた収穫作業、明日からは少しづつ参加するべ、だいぶ野菜たちの様子も変わっただろう。
ともかくぶり返したら元も子もない、10年前とは違う、もう老人だということを自覚しなくてはね。情けねえが、仕方ない