百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

 2018 4/07 暑さに追いかけられる春

やぁちまったー、胡瓜、南瓜、そして稲までも、苗を大成長させてしまった。記録的な暑さにいっぺんに成長したのだ。
定植したカボチャは翌日に馬鹿ッ風にあおられ、完全に萎えている、胡瓜もヤバそう
「生きかえれ」と水をやるしかない、ダメなら苗を買う算段をすればいい、これも勉強、嘆いている暇はないぞ。 
もう水路の水かさも上がってきた。もう1週間もすれば水路に水が流れ出す。
その前に、遅れている堆肥散布と荒起し作業を済ませねばと気がせく、細かな畑作業をする上でも、田んぼの大仕事にめどを付けなくては頭が、心が動かない。
数年先には春秋の農繁期には、部門別に担当者できる体制をとりたいな、その為にはスタッフを育てるしかない、ユウ、頑張れ。
そんな矢先の数日前彼は突然、首回りに異常な痛みを発症し整骨院に駆け込んだ、おっと、この時期に、超ヤバいじゃん。
でも肺炎騒動、婆ちゃんの弔い時、彼らはしっかり農園を守ってくれた。大変さはまるっきり顔に出さないが疲れたのだろう
月初めには実家から新居のアパートに移り、出産を来月末に控えた新婚生活の始まりで、以前、屋久島で皆既月食を二人で見た4月4日を記念日として結婚届けを出したその晩に痛みは始まった。
気が緩んだろうな、俺の肺炎と同じだ。 数日ゆっくりしたら完全復活、まことにありがたい。
いつもこの時期フル稼働させた機械たちの大きな故障が必ず出る、今年は小さいのはあるがまだない、その代わりに人体?

忙しいが合間には本を読みレコードをかける。これはけっこういい薬のような気がする。逃げもあるな。