百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 4/27 落ち着かないけど、読書はしたい

周りの田には今までになく水が満ちている。
開発の為田が少なくなり、また水量豊富な排水ポンプの新設により、水争いをせずとも田水を得られそうなことはありがたいが、田植え直後は水面がちょっと出るくらいのヒタヒタ水状態の方が若苗には良い、水路下流の幾つかの田がちょっと心配。
今年は4月が暑かったので苗の育ちもよく、みんな田植えも早い。
やばいと感じ、うちの育苗ハウスは早くから夜間も開け放ち、成長を抑えた。
この時期は里芋、サツマイモ、落花生などの重要作物の植付や、モロヘイヤやツルムラ、シソなどこまごました作付も加わり、すでに植え付けしたトマトやキュウリ、インゲンなどの世話もある。
今は経験者の木野ちゃんは産休中で、初体験のユウ、ヒーちゃん夫妻には細かく指示を出さなければいけなく、ある程度大きな仕事を片づけてから、田植えに入りたい。
ただでさえ落ち着かない日々の中、様々なアクシデント必ず生まれ、胃腸がよじれだす。
植付用の種里芋の腐れが多く、買いたそうにも、すでに種屋等にもなく、市場に行っても無かったのにはあきれた、でもダメ元で次の日も市場に行ったらあった。
ほっとしてたらトラクターの部品が壊れ走行不能に、幸いにして連休中の農繁期には農機具屋もメーカーも休まない、でも緊急部品として3割は高くなる。
でも市民団体の予定は動かせないので頼むしかない。とウンコは柔らかになり続ける。
昨夜は看護師になったばかりの麻実がオムツをして入院体験があり、ヒマそうで母マサに頻繁にメールが届く。
「私の食事は完全に忘れられちている、どうしよう?」だって。いい報告。