百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 6/25 雪降るように蝶が舞う

キャベツ畑に収穫に入ると、無数のモンシロチョウが舞い上がる、それはもう雪の降るようだ。
1玉のキャベツに数十匹の芋虫が食い荒しているのだから、莫大に増える。
春夏は虫よけにネットは必需遺品だがわずかな隙間をやつらは見逃さない、その恐ろしさを語り、設置の仕方を教えるのだが、初めての年のスタッフは大体失敗する。
ちょっとした隙間から入り込み過ごい被害になる。ネットを片づけて収穫期に入るとなんだか青虫の数が一篇に少なくなる、鳥たちがけっこう食べてくれる。
他の虫たちにもやられている。食物連鎖だね。
キャベツにはナメクジももぐりこみ大きな穴を開けまくる。
毎日やられた外側の葉をかきとり、糞などを洗い流す作業は悲しい。効率の悪い有機農業の典型だ。仕方なか。

現在いるヤギはオス2匹、ともかくオス同士は戦うのが好きだ、ツノでゴンゴン当たりまくる。
子どものクンテは以前に大きなイカロスにぶちのめされていたが、最近はめっきり逆転し、イカが追い詰められている。
小屋の中には仕切りがあり戦えないようになっているが、その仕切りをはさみ両方がガンガンぶち当たるのですぐに壊れる。
今回はかなり丈夫に直したので当分は大丈夫かな?
この前、外で暮らすオスコッコが作業場でトマトを突っついていたので蹴り飛ばしたらサッシのガラスが割れた。
忙しさの中自分で仕事を増やして情けない。
まあそれらの雑用はけっこう日常の中の楽しいドラマでもあるのだから。
夏至が過ぎた。これからは長い爽やかな夕方を楽しめる。良い夏を作ろう。