百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 9/01 数百年の亡霊が今を作る、オラたちもまた

沖縄返還交渉時、大問題として核兵器撤去とベトナムへの出撃拠点の中止があり、港や飛行場、水源地などからの撤退など基本的な事さえも米国は拒否しづけていた。
その交渉の最前線で戦い続けた外交官「千葉一夫」を描いた映画「返還交渉人」を観てきた。
米国に政府は頭が上がらない状況は50年後の今もその時も殆ど同じ、ただ昭和には信念を貫き続ける過激な公務員もいた。だがやりすぎると簡単に配置換えで飛ばされる。 
普天間の問題は新たに最大級の基地の新設であり、今後100年の戦争の拠点になり続ける事への猛烈な嫌悪感がオール沖縄の闘争状態を作っている。沖縄での戦闘で数十万の市民が無残な死を遂げたが、沖縄人の軍人たちが劣等感の中、より皇国の戦士として狂信的な行動をとった事も原因の一つ。
維新後帝国陸軍の主体は狂信的な長州藩であったが、その後に幕府側として戦った会津や東北の武士たちも軍に入隊した。
やはり劣等感から強烈な皇国の戦士として軍籍を登る。東条も秋田の出だ。
なんであまりにも無謀な戦争を始めたのか、また何で終戦を決断できず100万人を犠牲にしたか、今の日本国民は知らない、学校では学べない。
政府や特権御利益系財閥たちの魑魅魍魎たちの活動はできる限り公にしないという戦後の政治姿勢は今まさに極まってきた。
力づくで嘘を押し通す。反抗すると殺される中国やロシア、シリア、北朝鮮、etcなどよりましたが、様々な精神文化が数千年の歴史の中で育まれた日本列島の民が思考停止のオリの中の鶏のような生活を受け入れるスマフォ眼見の姿は、悪魔に白旗を上げている姿である。