百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 12/24 クリスマスに焼き鳥とは

「鶏小屋が燃えてるよ」と貝人に起こされたのは、今朝12時を回った頃。
炎が屋根をぶち抜きめりめりと音を立てていて、こりゃヤバいとバケツに水を汲み貝人に渡し、数十杯かけ続けたら火が弱まった。
長いホースを捜し、丁寧に沈下。ヒヨコたちは手前の網あたりに固まっていて無事だ。放火しか考えられないが、外側はどこも燃えていない。
暖房用の電球も、もういいだろうと昨日からコンセントから抜いている。漏電ではない。だとすると、「厩の火事」だ。
鶏糞が発酵して高熱になり火がついたのだろう。検証すると暖房用に置いてある、ダンボールハウスが火元らしい。
その中は土とかき回されずひたすらもみ殻の上に鶏糞が溜まっていく、でもそんなに温度が上がるとはびっくり
信じられない気もするが、それしかない。
少し穴が開いている所は塞ぎ、朝起きてからは、急いで壁を修復して、屋根を付け替えた。中の止まり木も新たに備え付け、昼前には修復が終わった。でも凄い火であった。
小屋脇の木も焦げている。もし燃え移ったら我が借家も火事になっていただろう。貝人は良く働いた。よく早く発見してくれた。エライ。
恐ろしかった、今でもなんだか興奮している。
これは厄払いか、気を引き締めないとストーブ等からの出火もあり得るとの警告なのか、ともかく後で煙突周りを点検しなくては。
庭では糀や餅の為に良くカマドで米を蒸かしている。落ち葉や木くずもよく掃除しなければね。漏電もチェックだ、コンセントの錆や埃も危ない。
ともかくあと少しでお正月、事故も気を付けねばね