百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 2/09 阿部の傲慢風は市議会にもなびく

新松戸駅の西口には高層マンションが立ち並ぶが、東口は何も開発されないまま畑と里山がホームから見渡せる不思議な地域。その畑で有機野菜を作り、直売所で販売してきたのが仲間のタマコ家族だ。
昨年秋突然開発計画が出来上がり、三菱地所が開発を仕切り「あなたはこのマンションの12階に住んでください」と突然役所の職員が説明に来たのだから大きな地権者たちは猛反発、すでに地域住民の8割の承諾を得たと役所は強気だが、後の2割が8割の地権者だ。
近松戸市は流山に負けるなと矢切の田畑に物流倉庫群を誘致したりと意気盛ん、あまりにも金が飛びかうので大きな政党はヤバイ議員を変えたりしているとも聞く。
昔、三蔵法師の旅姿のような若い旅のそば打ちがやってきた、タマコは惚れて共に旅立ち、子を連れて出戻った。母さんと妹が野菜を作り、タマコが販売してた。
その後、母の実家の布佐のEM有機農家の野口君が30半ばで堆肥散布機の掃除中機械に巻き込まれ窒息死した。
二人目の若い母ちゃんには赤んぼがいたが、親がひったくるように出てしまった。
呆然と一人残る婆ちゃん、タマコの母親と後片付けなどを手伝った。
ただ同然で機械屋が持っていくという農機具のいくつかは買い取って今も使っている。どちらかというと活動的ではないタマコが先頭で活動しているというので面白い、ともかく励ましの電話をと、彼女は本気だった。
決まったから従えと頭ごなし命令は成田も辺野古も同じ
金の世界で政界と企業が大手を振って日本を潰し続ける、ふざけんなとむずむずしてきたぞ。