百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 4/21 やりくたびれた一週間、ヤギの話し

「うちのヤギ夫婦に中々子が出来なくて、会社の仲間のフィリピン人が、このオスはカタキンだから妊娠しないから食べましょうというので、食べちゃった。なのでメスに種付けをお願いしたいんですけど」と老夫婦がやってきた。
時々鳩を積んだトラックが来て放していたが、それがその爺さん。
ヤギを知っていた。「種付け代なんかいらねえよ、面白いから連れてきなよ」。数日後太ったのんびりしたアキコがきたら、オス山羊2頭はフガフガ鼻を鳴らしてもう大変
俺は観てないが、報告によると両方が何度も乗りまくっていたそうだ。夜小屋の中でも大暴れ、仕切りのドアが滅茶苦茶に壊れている。
最近はジジイのイカロスが孫のクンテに負けていてとてもおとなしくなっていたが、なんとその爺さんの方にアキコが寄り添った。
その後イカは突然元気になり、戦いでクンテが負け隅の方で丸くなっている。ジジイ復活である。その後アキコは両方にすり寄りなめ合ったり、尻お向けたり、発情を続けていた。今までこんな色っぽいヤギは見たことなかったのでびっくりポンである。
今日アキコは連れて行かれた。夕方小屋に戻したマコトによると「すっかり大人しくなっちゃいました」とのこと、今後の彼らの様子を見るのが楽しみだよね。

今日「手作り地鎮祭」をやってきた。新松戸の「フーカフェ」を新築する前に、その土の上で何かみんなで遊びたいとアヤちゃんから相談を受け、地鎮祭を提言
アヤちゃんは麻織物の職人だ。麻いっぱいの祭壇と敷地を囲む麻ひも、さすが、俺は初めて作った詔(みことのり)、緊張して読み上げたよ。