百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 4/27 グリホサート全廃、人類の使命

昨日は看護学校の恒例の田植え、その前に農業の授業、講師は俺、90分、2年生40人たちに好きな事を毎年話している。
2,3日前から車の運転中に内容を考え始める。しかし90分はあっという間、いつもあれこれ話し忘れたことを悔やむ
寒波が来て小寒い中篠突く雨が時折降る中、教室の暖房は暑く、俺も最後にはTシャツ姿に、眠っている生徒も多いが、真剣な眼差しも多く、様々な事を真剣に訴えた。
一番細かく話したことは除草剤による環境や人体への影響だけは心に留めてほしかった。
今国内で様々な名で売られている除草剤の主な原料は「グリホサート」、1970年にモンサントが開発した全ての植物を枯らす薬だ、ベトナムで大量に播かれた枯葉剤だ。
10数年前特許が終わりジェネリック製品が安く出回り、その売り上げは毎年30%の増加を続けている超成長産業だ。
日本政府は応援すべく、食品中のグリサホートの残留規制を0,2ppmから40ppmに緩和した。放射線規制を年間1シーベルトから100に緩和したのと同じ
欧州は禁止に動き、中国でさえ0,2ppmに基準を厳しくした。日本は全ての分野で後進国に向かっている。大豆や小麦の収穫時前にこれを散布し枯らすと収穫乾燥が楽になると勧めさえしている。
一般の食品を食べている国内の人の髪の毛を分析すれば必ずグリホは検出される
発がんは勿論、男性ホルモンの減少、低体重児など様々、また学校や家の周りに散布された除草剤は、化学変化し細胞壁を壊す猛毒となり吸い込む現実
命皆殺し作戦は壊滅せねば。