百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 6/16 山は延期、29日に待つ楽しみに感謝

朝仕事を中断し、BSで「おしん」が始まる前に朝食につく、「今日一日、皆、良き日をおくれますように、お導きを~」などととぼそぼそ言いながら、常に自分の心がけの低さを思い返す。
忙しさにかまけてみんなとちゃんと向かい合っていないじゃないか。先日だってそうだ
皆の昼飯を作っていたら、「玉ねぎのコンテナが崩れて道路にぶちまけた」との連絡、仕方ないな、2人いるから何とかなるだろう、勉強だと心配しながら待っていた。
話しを聞くと、カーブの横揺れで軽トラのあおりが外れて落ちたとのこと。そんなにガタガタだったっけ?
確かに調子は悪く、暇になったら溶接などして直そうと思っていた。
大量の荷物を運ばせるのだから、俺が確認をして指示するのが筋だ、俺の責任なのに、その時はどこか二人を責めていた
小さい男だのぉ。常々思う、もう少し笑顔になりたい。

那須に嫁に出したルミちゃん夫婦が6か月の女児を連れてやってきた。そろそろ来るころだと汚い手を良く洗い、汚れた鉢巻をタオルに変えて待っていた。
赤ん坊はとてもしっかりしてる、とても聡明そうだ、しばらく抱いていたら、髭をつかみ始めた、その途端に泣きだした、そんな手触り悪いのかな?ともかく家族総出で幸せそうだ
いや、村中に光を当てている、ルミちゃんと赤子は村のパンダだ、みんなが話しかけてくる。
ミサキは父と爺が隙あらばと取り合いをしているそうだ。
ルミちゃん用の有機野菜も地元の仲間と販売し始めたそうだ。そこにマコトがやってきた。
ルミちゃんは一回り上の旦那、マコトは逆、そして秋には子供が、ルミの旦那ナスカレーが凄く関してうなずく
なんか深い出会いのような気がする。