百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 6/23 こ寒い梅雨、還暦のちゃんちゃんこがありがたい

地方出版社のパイオニアである流山の「崙(ろん)書房」が来月に閉店する。
2代目社長の小林さんとは真澄屋立ち上げすぐに知り合い、古い仲間だ
「流山百姓日記」も、店のチラシに毎週書いている「帰農人」というコラムを、南流山にあった美味い酒とジャズの店「山惣」のマスターが小林さんにこれを本にしろと強く勧め、出版にあいなった。
在庫は30冊とのことで買い取った。3千冊が売れ切ったというのには嬉しい、けっして迷惑はかけなかったのだ。
40~45才まで毎週の様子が本になっている、一番がむしゃらに動いていた時期だ
先日、長男圭太の誕生日会をみんなで祝ったが、41の前厄とな、その頃の俺は完全に歳など忘れていた、43の時後厄だと初めて気がついたほどだ、滅茶苦茶に働いては時々肺炎で高熱を出したりしていた
まだ下のチビたちが保育園で軽トラの助手席に3匹を乗せ帰ってきたっけ、初代スタッフの宇宙人イッシーと弥次喜多道中みたいなヘンテコ百姓をしていた頃の話が書かれている。
図書館では「ありがとう崙書房出版」展が8月まで開催されている、850冊並べられるのだろう、仲間たちの生きざまをしっかり心に刻もうと思う、それにしても一つの時代の終焉を大きく感じさせられる、72の小林さん、おらもあと12年は何とこさ、もがいてみせるよ。

昔からの仲間の池田女子が「コスタリカの奇跡」という映画の上映会を企画した。
7月12日、柏の京北ホール、軍隊を廃止し社会福祉を充実させた奇跡の国だそうだ、知らんかった。
3回やるが、会場が小さいので、早めにチケットはかった方がいいよ、うちらは、早や上がりして3時からのを観にくべ。