百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 8/24 .むき出しの欲望って醜いね、慈悲がない

早朝、江戸川の河川敷に花火の玉のゴミ拾いに行く。商工会員としての仕事だが、他の会員の姿がほとんど見られなくなった。
職員と役所の人ばかり、うちと弟の家族は子供らが多いので昔から遊び感覚で参加してるのでいつも10数人、弟の孫らも参加してるので場を和やかにしてくれる。
それにしても町はどんどん衰弱している。

元気のないのと言えば農業もヤバい、3年前までは新規就農者がわずかながらも増えていたのに急劇に減り出した。
勿論廃業も増加、無理もない。農産物が足らなくなり、少しは価格が上昇し、所得増を期待していたが、どんどん輸入品を増やしてくる。
ともかく企業の利益だけを考える政府になってしまった。
世界一企業が動きやすい国にしたいというのが与党の当たり前の考えだそうだ。食品自給率は過去最低になったが、もはや屁とも思っていない。
以前は国民意識調査をやっていたが、もはや、やる予定もないそうだ。
これからの経済交渉で必ず輸入は増えるし、調査しても「心配」の声が出るだけと投げやり。
それでもゲノム編集や遺伝子組み換えはやる気満々、全ての命より企業が大切とはとんだブラックユーモア

人心は荒れ監視社会の強化は確実、そんな中今度はアマゾンが燃えているという、ブラジルの大統領はこれで耕地の拡大ができると消火活動には消極的、海外からの批判には内政干渉だと反論
どこもかしこも企業に経済、極まったね。
いずれ革命が起こるよ、起こさねばねとの気構えの輪を少しでも大きくしたいねと、毎日落語の欲望肯定のバカ話を聞きながら。

次女の麻実は来年から産科に移動、数日前、研修で初めて赤ん坊を取り上げたそうだ
今朝のゴミ拾いをしながら、何時間もお尻を持ち上げていたので腕が筋肉痛と笑っていたっけ。