百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 10/05 ネット流通革命、なんかのれん

数日前に晩生の黒米を干し上げた。あとはそれを脱穀し籾をすれば今年の稲刈り作業は終了する、はずであったが、もち米の中に黒米が多く混入、間違って餅の中に黒米の苗を補植してしまったのだ。
試しに手で取り除いてみたが、相当に手間がかかる。識別選別機という機械があるが、とても高額、オークションで古くてボロボロなのが安く出ていた、場所も神奈川なので取りに行ける、今夜の9時過ぎに決まる予定だが、とても心配、ましてちゃんと動くのかという心配もある。
来週にはわかるだろう。もう一つの心配がある、来週の火曜日、市内の百姓かーちゃん達のリーダー研修があり、話をしてくれと呼ばれているのだ。母ちゃんたちと話がしたい、仲良くしたいというのは長年の夢の一つであった。
これを機会に元気な母ちゃんたちと何かできるようになれば幸いである。ともかく出てきた顔を見て、本音と現状をさらけ出すしかないだろう、なんだかとても怖い。

まだ少しでも暖かいうちに稲刈り後の田んぼを耕しておくとワラの分解が早く、雑草も少なくなる、でも畑仕事も忙しく毎年中々できないのだが、今年は頑張って明日には終わる事が出来るだろう。
10月に入って異常な暑さの中、今日は田んぼを耕しながら店はどうなっているんだろう、と心配していた。
10月から新レジでバーコードとカードなどの決済を始めたが、今日の特売日に店長のくるみが保育園の行事に駆り出され、機械が苦手なマサが引き受ける事になり、数日前から嫌がっていた。
慣れれば簡単なのになーと思うが、俺自身カード決済は今日、コンビニで初めてした時にはなんかビビった、あっ、できた、財布の金はなくならない、この感覚は何か心配。この金いつ通帳から引きをとされるのだろうか、なんか心配
でもちょっとわくわく、カード決済できない店は怯えているのだろうな。