百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020 2/03  「大暖冬」、 ヤバいです、心配する事が大切 

EU議会から英国議員の退場にさいして「蛍の光」の合唱があった、議場を去る英国議員はバグパイプの演奏が先導した、混迷は深まるが、大人の良識を感じさせられる演出である。
残念ながらアジア諸国は自国の事で精一杯で、友好関係を楽しめる日は。 
肺炎騒ぎで大混迷の中国に各国は細心の敬意をはらいながら調整している、各国のチャーター便では中国籍の家族を乗せたいが、国民に移動の制限をかけている中、難しい問題でもある。
西欧の報道で知った遥か彼方、日本ではそんなことはまるで聞かない、中国からの旅行客激減の報道が目立つ、馬鹿か
1千万の大都市から半分の住民が脱出し、交通機関は止まり、自動車もだめ、そんなことに東京がなったら大パニックであろう、こう言う時こそ異国からは医療スタッフや支援物資等を迅速に援助すべきだ。中華思想の大亡霊を突き崩すチャンスである、のたうつ竜をあざけ笑う日本はその後簡単に飲み込まれることは確か。ともかく隣との友好は一番。

「大暖冬」との言葉が生まれた。歴史的な冬である。「寒」が無かった、「小寒」も「大寒」も無かった、「北風小僧」もほんのわずか、「霜柱」もなかった。
足裏からの強い冷えに、新聞紙や唐辛子にカイロも出番なし、凍える指先で野菜を収獲し色んな手袋を試すこと、冷たい水道水での水仕事、地下水で野菜を洗う暖かさ、あったかい御馳走で迎える時間も、風で寝込む家族の看病もない、まして雪かきもない、こんな退屈な冬はごめんだ、たまにはいいが、続いては絶対いけない、絶対すごいしっぺ返しが来る、「凄く怖い大暖冬」なんだよと、多くの人にに確認してもらいたい
これは「ヤバい」こと、歴史的に言えば「百年に一度」、それ以前の記録が無いので、断定はできない、でもやばいと春の陽の中、強く思う。