百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020  10/02  ボンボン時計の音だけでも

帰 農 人 2020  10/02
   ボンボン時計の音だけでも

 昨日、緑の党主催のウェブセミナーに参加した。
今最高に面白い農家遊びを実践中2年目の高坂勝氏の講演会。「たまにはTSUKIでも眺めましょ」というオーガニックバーを池袋で開き、そこで悩めるお客さんたちに「ともかく会社辞めたら?」とアドバイスし、持続可能な生活を促し、市民活動のなかでも中心的に動く。
今はバーを閉めて、田舎暮らしで生活できる様々な形を、懸命に模索しているひとだ。
農家民宿や体験学習、自給区割り田んぼなどなど、大学の講師などもしており、フィールドワークが仕事にもなるので、思いのたけを実践し続ける事が出来る。面白いの頂点だ…
とてもうらやましく、ヒガミも湧くけど、彼には頑張り続けてほしい。年内には彼のもとに一度訪ねてみたいな。
 さてさて、オラはこの講演会の後、次のイベントの紹介をするようにと2日前に要請があった。緑の党で、成田市議をやっている会津素子からだ。「メールの中のチェックボタンをクリックすればズームに入っていけるから、5時からシステムチェック、6時半開始、1時間の講演の後、10月10日に真澄農園で手伝いをして、飯を食い、オラが「種子法」などの話しをする会の紹介の挨拶をして、終わった後、少し話し合いです」と連絡があった。
 当日20分遅れで家に着き急いでカメラやマイクなどをパソコンにつなぎクリック。少しのアプリを入れる作業は簡単、すぐにつながった。
すでにスタッフたち4,5人が画面上に、自由に会話が出来た。講演会には100人以上の申し込みが全国からあった。エジプトからも。
講演中は参加者から、意見や質問も出せる。スタッフたちはそれを見てみんなに見れないように話し合うこともできる、ちゃんと運営できる機能をズームは持っている。「緑の党の紹介のシステム、ダメなの」「そのデーター送って、こっちで流すから」とテンポよくやり取りする可憐な会津市議と白井の美人市議の小田川あつこの会話には「こいつらできるな」と胸が高鳴った。
真澄農園イベントの打ち合わせ中、うちのボンボン時計が6時を告げた。
「今の音なに?」「いい音でしょ、明治製の時計の音が素晴らしいが、ねじまきは週1回で忙しいよ」、電波にのってみんなに届いた。