百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2021  4/4 ビルマのオンボロ飛行機に昔、乗ったっけ

帰 農 人 2021  4/4
   ビルマのオンボロ飛行機に昔、乗ったっけ
 
 昼、家に帰ると廊下の出入り口の石段の上にでかいネズミが横たわっていた、我が家の飼い猫ミーちゃんからの捧げものだ。
最近中々捕まえられなかった。いつも天井裏を走り回っているので様子はわかる、新しいメスを連れ込んだな、とか、違うオスが入り込んだとか、後は米蔵のネズミ取りに時々捕まるのでもう少しでいなくなるだろうと思うが中々静かにならない、ミー頑張れ。

 昨日水稲の箱苗をハウスのプールに並べ終えた、数日前に仕込んだのでとても暖かい日の中、すでにけっこう芽を出している。いつもはアルミの様な太陽シートで包み、保温し芽が出そろうまで1週間近く待つ、今年はそれがいらない、もう温暖化にはうんざりだ
昨年コロナで経済活動が停滞したのに、CO2濃度は過去最高だ、少しは期待したのにな、でも脱炭素化を取り組まない企業への投資は減るとの事で、企業の動きにも期待したい。氷河減少をくい止めたニュースを知り死んでいきたい。

 ミャンマーとイエメンの事が気にかかる、軍のクーデターに、国民全部でノーを突き続けてひと月、よく頑張っている、耐えている、みんなシャッターを閉めて、仕事をボイコットして毎日デモなどして、毎日銃で撃ち殺されている、最初の犠牲者の17歳のリーダ的活動家のかっこいい女性は徐々に増え、今では5百人を超えた、独立して軍を持つ少数民族たちへ「もとに戻せと共に訴えてほしい」と呼びかけ、カレン族が動きを見せたすぐに空爆だ、戦闘機はロシア製。10日ほど前にミャンマー軍の大式典があり、いつもは60か国の参加者があるのに、その日は16か国、ロシアは軍のナンバー2を送り、ミャンマー軍の親分が「ロシアからのその誠意はとてもありがたい」と話していた、勿論中国からも大物が。
 内戦に他国が援護することはできない、今毎日、あらゆる手立てを馳駆し、ミャンマー軍に抗議の圧力を送っている。軍よへこたれろ、頭下げたって、皆許してくれるよ、これは壮大なドラマだ、地球人全体のドラマだ、すげー、祈るだけ。