百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 11/20 世代交代

今朝、初霜が降りた。氷点下手前の0,6℃、大霜ではないのでピーマンなどは葉が半分ちじれている状態なので、実は大丈夫そう。食べられそうな実を全てとった。
半年間よく頑張ってくれました。里芋の葉は見事に無くなり茎だけがさびしく残ったので、全て切り取った。
種芋用を冬囲いし、後は掘り取るのだが、けっこうな大仕事だ。
それより寒さに弱いさつま芋の掘り取りや保管は急務だけど、玉ねぎの植付も大仕事、まだ3分の1、ストーブや糀用の薪の準備もまだ全然、数年前もらった丸太は雨ざらしの中だいぶ朽ち果てていて、虫に食い荒されボロボロのも多い
何とか使えそうな奴を選びチェンソーで切る、シーズン初めに久々に使う機械はトラブルが多い、おっかなびっくりエンジンを始動、すいすい切れる。
第一関門突破、肩がすうっーと楽になる。 

8回目の「竹、わら講習会」も無事に終え、会場となったハウスを片づけ、耕し、畑にもどし、カブを播いた。今年は尚さんの息子の涼君が講師を務めた。
準備もよくイケメンの彼がにこやかに小まめに指導するので、みんなやけにおとなしい。竹を割って材料作り、小物のかごを制作する講座の恵美ちゃんもの指導も完璧で学校の授業なみ、みんな黙々と手を動かし、会場はとても静か
尚さんを手伝ってくれているが、息子に遠慮してかいつもよりはバカな話しは出てこない。
でもそのおかげで暗くなる前にほとんどの人たちが完成したざるを笑顔で持ち帰った。
昨年までの7年間は国内でも前例もほとんどない講座を毎年手さぐで続けてきたのでトラブルは愛嬌だった、でも次の世界が始まった、武者震い。