百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2018 7/08

数日前は非常に冷え込み、慌てて厚い股引きをはき、夜は半身浴で冷えをに対処した。
さすがに翌朝の収穫は異常にオクラ、キュウリが少なかった。でもすぐに虫暑さが戻る。
この急激な変化の下、西日本では広域で豪雨による災害が続き、100人以上の死者が出そうな状況。
過去2千年のこの国の歴史の中、大雨による川の氾濫での死者の話は多い。
江戸時代初期に西日本から北海道まで渡り歩き、木仏を2万体以上彫ったという円空という木仏師がいる。
山伏として白山信仰を元にするが実に様々な奇天烈な仏たちは近代美術としても世界に誇るものが沢山ある。
円空は母を水害で母を亡くした。その川の川らで入定した。
入定というのは穀物や水を絶ち生を絶ち、時にはそのままミイラになり仏となる。円空は川の氾濫を静まらせる為に入定したのだ。
祈りの道に生涯をささげた立派な最後の祈りの姿なのか。

地球上の小さな生命を日々絶滅に追いやったり、サッカーに沸き立つ間にシリアではロシアの空爆の援護を受けたアサドの兵たちが町を破壊しづけているが、国連も殆ど動けない。
サッカーで湧く中でロシアでは年金の改悪などを進め、日本ではカジノや議員暴飲などの法案の成立を進める。全く悪魔たちがやりたい放題に世の中を動かしている。
でも権力者や富める人たちが幸せでもないはずだ。
昼飯を食べる前には困った人たちの幸せをまず祈る。近所のくそじじいいなどの名と共に「トランプさん、阿部さん、アサドさん、エルドアンさん、キムジョウウンさん、プーチンさん、麻生さん、、、みんな良き一日を」と、ともかく祈ろう、なんか出てくる。