昨日松の実保育園で餅つきをした。恒例の父母会の行事で、杵、臼や雑煮用の大なべやガスボンベなど一式を家から持ち込み、もち米や野菜調味料なども店の物、今年のあんこはマサが作ったら大好評
「毎年小豆当番はみんな嫌がり、あんこも評判が悪く残るのに、今年は美味しくてすぐに無くなった」そうだ。さすがだね。
セイロでもち米を蒸かしていると「ほら、火でご飯炊いてるよ、凄いねぇ」と子供に話している。「うん、火で?」「いつも、チン、いや炊飯器でしょう」珍しがっている。大ざるに入れてあるもち米も子供たちが珍しそうにしている。ともかく普通の生活体験が少なすぎるんだねぇ。
味噌の仕込み会の時も薪割りをしていたら、70前の姉さんが「こんなのテレビでしか見たことない」という。簡単な体験会を開催して儲けようかな、「薪割り」「火遊び」「草刈り」「ドブロクの仕込み会」色々あるね。
そうそう今年の薪は近所の八幡様の選定枝、普段一番お世話になっている神社の樹木がストーブの中で燃える音を聞くだけでもとても神妙な気分になる。ありがたい。
もう糀の仕立て作業も終盤、2日に一度、2つのカマドに2つづつ3升のセイロを置き、薪で蒸し上げる仕事もあと数回かな
庭での火仕事は釘の付いたものや野ざらしの古い木を整理しながら使った、無駄にせず、片づけられるのもとても面白かった。
先輩の三省は子供に諭す「火を焚きなさい、色々な木を組み合わせて上手に。心の火を」と。
屋久島の彼は、ヘビを心配して子どもをやぶの中へ放てないのは親ではない、教えるのだと。