百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2019 9/23 ぼおっとした国だね 日本

先日やっと東金のコジから連絡が入った。電気は来たが電話線がまだで、携帯を持たない彼は借りて連絡をしてきた。
心配の稲刈りは終わったらしい、一安心。
こんなに首都に近い地域なのに国も県も状況把握、初動体制があまりにも遅かったことに被災地では爆発的に怒っている。
先日から始まった大原の「はだか祭り」は数十の神輿が3日間走り回り、海へも入る奇祭であり、毎年知事も来るが、今年は森田健作を市長が拒否したそうだ。
これから様々な状況が明らかになり、どのような対応が良かったかが検討されるであろう。

様々なスポーツで日々賑わっていて自分も存分に楽しんでいるが、30年前に反原発の教祖である広瀬隆さんの講演会を開いた時、休憩時間の雑談で「毎日の野球観戦が国民の政治感覚を阻害している」と言った言葉がいつも気になっている。
でもやっぱり俺はスポーツが好きだ、今やっているラグビーでも見ていて自分の中に野生力が蘇ってくる。問題は報道関係のバランスだ
様々な大切な事は常に問題提起していかねばならず、また小学生の内から世界の問題を真剣に考える教育が一番大切だ。
教科書検定制度が廃止されれば、本当に国は変わる、みんなやる気が出る、まずは先生たちの引きこもりや自殺は急減する。
教育の世界ほど馬鹿さ加減は本当に悲しい。
そして報酬がすくなくても立派な政治家が増える、環境問題はもっとも重要課題になり、有機農業は重要産業になる、フェアトレードが注目され、搾取体系の企業は潰れていきアジア、アフリカ、中南米の小国が発展し紛争も少なくなる
勿論武器商人への監視の強化は絶対課題、酒を醸造する権利、性的マイノリリティーの肯定、マリファナ解禁なども教育課程で検討させなければいけない。
大切な事を知らない人間をいっぱい作り続けるこの国は破滅する。