百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020  6/01 自然も厄介、人も厄介、でも大好き

ディスクトップのアイコンが幾つも増えた。
「持続化給付金」手続きの為に写した免許書や帳簿の写真だ。なんか心が卑しくなるから早くこれらのアイコンを消したい。
確かにイベントや給食、レストラン関係の収入はわずか、でも直売所は大繁盛、無人直売所も頑張ってくれた、おかげで廃棄した野菜はほぼ無く安値でも捌ききれた。
おかげで収支は悪いが、これくらいで済んで少しでも多くの人が野菜たちで喜んでもらえたらと思えていたので給付金はいらないやと考えていたが、先日の安部さんの解除会見を聞いて申請しようと決した、理由は忘れた。
2時間で申請書類作り、即座にマイナンバーカードで申請し。翌日、ボブと公朗に給付金の状況を聞いたら、シタールの公朗は友人の手引きで申請しすぐに87万円の給付を受けていた。
お役所と一番遠い世界に暮らす仲間ならではのアドバイスをボブに伝えると、ちょっと仲違いしている二人を繋げられた。
その後ボブも南アルプス赤石岳の中腹にある大鹿村から崖沿いの道をおり伊那谷に出て飯田の商工会会館(神聖相談会場)まで片道1時間半走り、ボブの歌も聴いているらしい大鹿のスタッフが親切に対応してくれ、気持ちよく申請を終えたそうだ。いくらかは必ずもらえるようだ、良かった。持続化給付金は2人のいかしたミュージシャン家族を救ったのは確かだ、感謝する。
でも1千万人の秋まで支給する予算を建てた英国は信頼と本当の経済力の力の違いを痛感する。利権まみれはいかんのだ。

有機農業では春、夏、秋は虫や病気に3割以上がやられる、博打みたいだ。
でも何とか「楽な手はないか」と日々脳味噌をかき回している。ビーツの発芽は色々と難しい!工夫して立派な発芽を確信したあとに芽が驚速に消えていった、地中の芋虫たちだ。ホウレンソウも同じだ、でも隣りの小松菜やカブはやられていない。やつ等にも好き嫌いがあるのだ、それを解った事がとても嬉しい
明日違う畑に種を播いてみよう。種は予備も用意してある。さてどうなるのかな
野菜たちとの付き合いは面白くキリがない、人はもっと厄介。