百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020  6/07 5年の思いが不意に  これも神の計らいか フーン

帰 農 人 2020  6/07
  5年の思いが不意に  これも神の計らいかっ フーン

久々に急な警察からの電話。以前はよくお世話になったガキどもだが今は非常に大人しい。
なんだろう?とほくそ笑みながら聞くと、貝人くんの紛失していた自転車が見つかったから署まで取りにきて、との事。都心にいる貝人に電話しても繋がらないとウチにかかってきた。
貝人にすぐに電話し、我孫子署と連絡を取ってもらい、12時に署の玄関でとの約束になった。
午前の野良仕事を素早く片付け昼飯を作り、何とか間に合いそうだと、急いで利根川て手前の我孫子署に軽トラを走らせた。少し迷ったが左手前に署を発見!そしたら入口の横の手押し信号の信号が「赤」になったが、約束の時間から2分ほど遅れているので、これは誰もいないし良いのではと魔がさして1m先の入口に入っていったら、すぐ後に入ってきたパトカーに「信号無視」の切符を切られた。
9千円…ダダもけっこうこねた。
「コロナで免許の書き換えができないんだよ、やっとゴールドに戻れると毎日楽しみに待っていたの!俺明日からシートベルトなんかいい加減になっちゃうよ~ましてや待ってくれてるお巡りさんに迷惑をかけちゃいけないと思って、これくらいは大丈夫と判断したんだよ~」等々。でも「大変なのわかるけど、ここは署の駐車場だし見逃したら俺たちが確実に罰せられる。なんなら俺たちもゴールドじゃないよ…」ごもっともな話だ。仕方がない。でも捕まりに行ったみたいでとても馬鹿らしくて、今日一日ムカついていたが、俺が「ゴールド」という権威を欲しがる心に良き罰を与えてくれたのではと思いつき、やっとムカムカがおりた。 みんな神様のプレゼント。

昨日は「祝福の女神」が来た、さっちゃんだ。昨年から9か月間、アイルランド、オランダ、イタリア、スペイン、フランス島で福祉や介護の状況を学びに行き、良い情報をいっぱい仕入れてきた。「いっぱい話したいことがあるの」との電話があり、一日一緒に田んぼで「まざし」補植作業をした、彼女はその作業が初体験で充分堪能している。 
聞いた話のびっくり二つは「オランダでは9割以上が自宅出産」と「イタリアは精神病院を廃止し地域の人達で面倒を観ている」で、帰ってきてからは現在、横浜で福祉の「ファンド」を起ち上げたりと上級のプロになった。夜遅くまでマサと三人で話すうちに、世の中に耳を深くかざしているうちの娘たちにぜひ会わせたな!との話しが進み、翌日会えたようだ。すぐに来月からの勉強会を企画したらしい、OKです。