百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020  7/19 マスクを付ければ銃も亡くなる

帰 農 人 2020  7/19         
    マスクを付ければ銃も亡くなる

 ようやく長雨が切れ、肌寒さも無くなった。静かだった虫たちも何とか泣き始めた、じっと我慢していたんだろうね、まったく蝶も蜂も飛び交う様子を見ない不思議な7月だったが数日後には本格的な夏が始まるのだろう、慣れない体にはキツイのは間違いなし、夕べは顔の周りの蚊の音に初めて悩まされた、今夜から蚊帳をかけよう。 
 ここ1週間野菜の生育は低温でずいぶん鈍った、直売所でも野菜が少なく困っている。
この様な時、多品種を扱う我が農園は有利だ、頑張って売るべ。

 「米農家になる人いないかな、凄く良い条件がそろったよ」といすみ大原の手塚さんからの電話、彼の長年の功績でいすみ市の小中学校の給食の米は有機米を使っている。市民の反応もよく、家族での移住が増えているようだ。
国の新規就農者への補助に加え市も厚く応援する体制をとった、8年間は研修も含めて年間250万円の所得補償と住居や機械などの面倒も見てくれ、米は全て買い取るいう高条件で、また手塚さんらは有機八百屋を開設する手はずも整えた。
30坪くらいの店舗の隣には古民家もあり、遊ぶ気満々、店の名前は「いすみ屋」と決め、真澄屋の兄弟店として「澄」を使うことは決まったが、「い」をどうするか相談中だそうだ、南房総には自然食品店がない。ネットや生協では伊地域が育たない、いい決断をしてくれた
南房総には多くの面白い移住者たちがいて、よりどころができれば面白い事になるだろう。米農家になる人の募集期間は8月いっぱい。
興味のある方は紹介します、まずは遊びに行ってください、いすみ市で手塚さんやイザナが生まれたころ真澄屋のスタッフだった妻のヒロコの二人が迎えてくれます。いい話しです。

 米国人のマスクへの拒否反応は「強さを見せる為」だそうだ。ニワトリやヤギのオスなどと同じじゃないか。常に「おれの方が強いぞ」と鳴きあい、血みどろの戦いを常にする、まあ、本質的な本能でもある、月に行くのも原子力空母も同じ感覚だろう
でも先日、黒人奴隷を肯定した南部軍の旗を公共の施設に掲げる事を禁止した、トランプもマスクをつけた、後は銃だ。