百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2020  9/18  秋になると 野菜の病気が減ってきた

 昼間は米の乾燥機が唸りを上げている、時には2台同時に。
隣の家には多少うるさいし、モミの屑が大量に漂っている。この春に隣の仲間のサエさん家族が引っ越し、また大家の兄ちゃんが帰ってきた。
以前も一人で住んでいて消防署に勤めていた。(その後定年を機に引っ越したので、一時的に貸し出していたわけです) そのときも猫も外で飼っていた、うちのネコたちはその餌場でポリポリの味を知り、ねこまんまを嫌がってしまったため、今のミーコは僕の手を離れ、マサがあげるポリポリに移行してしまった。(そのもっと以前を言えばミーコに高級ポリポリをあげていたのは末息子、カイトなのだけど。) 時々餌やりをするが、どうもポリポリで育てていくのは、野生からどんどん遠ざかっていってしまう、でもネコにとってはどうでもいい話しですよね。
でもそのミーコがベンツを追い払ってくれました、パチパチ。
隣の兄さんは退職金で買った純白のベンツを置くため家の壁を壊して駐車出来るようにしましたが、朝起きて外に出るとそばでベンツがこっちに顔を向けている。
もったいないの代表格と日々顔を突き合わすのはごめんだと悩んでいたら、3日目の早朝にそのボンネットの上のミイを見た、ヤバい、傷がつく、さてどうしましょ。 
ニワトリがうるさいし、ウンコすると苦情を言ってきたので、爺さんオンコッコはその夜、外からみんなの小屋の中に放り込まれて、若オスにいたぶられて死んだ。
前に猫を飼っていたことから、駒木台部落は猫の解放区だということも知っているだろう、うちのに文句を言っても、他のネコたちもウロウロしているのをたぶん見た、その後は急用以外にとめなくなった。 
ほとんど家で一人で過ごすあんちゃんは最初、超よそよそしかった。妹さんがすみませーんと時々入ってくる、幾つかモメたが、壊したブロック塀の屑を駐車場用にとみんな片づけてから、急に打ち解けはじめた、話もよくするようになった、新米を騒音のお詫びにと2㎏ほど渡そうか、やっぱり近所とは仲良くならにやぁいかん、うまくいくように模索しなくては、こんなことでも心がければ、世界の幸せにつながる。
家族、親族、仲間、知り合い、その関係性は大切、でも今の世界はそこを破壊し続けている。