百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2022  2/20 この冬も いい糀屋さんができたぞ


帰 農 人 2022  2/20
  この冬も いい糀屋さんができたぞ

 毎年2月には味噌仕込みの大きな企画がある。昨日2つ目の会が終わり毎日続いてきた「糀屋さん」の仕事も峠を超えた。これからは注文が少なくなるので、我が家の味噌の仕込みやどぶろくの仕込み仕事がはかどる。3月に入れば水稲の種まきの準備が始まるし野菜の定植作業も続々始まるので、2月中には片付けたいものだ。
  今年は薪がなく40年間続いていた薪ストーブもこの冬はお休み。米を蒸したり豆を煮たりするのも初めてガスを使用したが、さすがに昨日の自宅での味噌の仕込み会は子どもたちもたくさん来るので、薪用のかまどを作り、豆を煮て、隣では焚火を自由にしてもらった。始めて様々なものを燃やす子どもたちの驚きの様子はいつ何度見ても面白い、これらの企画は続けていきたいね。

 中国ウイグル民族浄化問題は盛んにたたかれているが、ウクライナ問題が連日報道される中、カナダでの100年前のジェノサイト問題が報道された。原住民たちは親子が離され生活し、言語と文化を取り上げられ様々な虐待の中何十万人が苦しい生活を続けてきた。ここ最近、ついにカナダ政府は事実を認めて正式な謝罪をし、詳細な調査と救済を約束した。支援グループは、12万人の子どもたちが閉じ込められた学校の運営をしていたカトリック教会にも抗議をしたが、ローマ法王は「虐待は悲惨だ」と言っただけなので、今度は法王のバチカンに直接抗議に行くそうだ。
学校跡からは多くの子どもたちの骨が発見され、今カナダでは大きな話題となっているという。

  どの国でも様々なジェノサイトはあったし、今も続いている。日本もちゃんと歴史を注視するのは絶対に恥ずかしいことではないが、自民党の右派はなぜか猛然と嫌うのである。どう見ても大人ではない。