百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2022  9/18      よく耐えたと、時々ご褒美も与えてくれる

帰農人    2022  9/18  
   よく耐えたと、時々ご褒美も与えてくれる

 稲刈りは半分を過ぎた。ちょうど雨もなく乾燥していたので、倒れたものや、草に覆われたものもスムーズに脱穀ができた。今日の強い雨後であったら、何度もコンバインの中でつまり、大苦労させられたであろう。 新米を食べてみた。特に甘味などはないが、しっかりとした命が感じられるいい米だ。ありがたい。 先日火を噴いた吹いたバインダーの部品もあり、先日農機具屋から無事帰還した、もう中々手に入らない機会なので本当にうれしい、黒米の刈り取りなどまだまだ頑張ってもらいたい仕事はこれからだ。  
開発で田畑の多くが無くなるのは辛いが、良き出来事も出てきた、これで完全に米農家をやめる家も多くあり、農機具が処分される。前から農機具屋から「色々出てくるぞー」と言われていたが、始まった。まずは軽トラの上にのせてモミを運ぶ「グレンコンテナ」、ほとんど新品、今使っているのはボロボロで穴をガムテープなどでふさぎだましだまし使っていた。「もみ殻回収装置」これも同じ。そして昨日、神社の祭り前の枝切りなどの清掃作業をしていると、「すぐ来れる?回収してきた田植え機、程度いいよ、トラックに乗っているから」、やった、ご苦労さん会も辞退して取りに行った。「籾摺り機」と「米選別機」も話がついた、あとはコンバインが欲しい、今使っているのは走行用キャタピラーが何か所も切れかかっていて心配だ。いつも古い機械をもらい続けていたので、こんかいのようなピカピカの機会たちはまぶしいくらいにうれしい、いいこともある。

 エリザベス女王の葬儀は今日も続く、国民たちが棺に頭を下げることができる、その列は6キロ以上に、夜の中断もなく、20時間以上人々列の中にいる、葬儀全体を通じて英国の心、文化を垣間見れるのはワクワクする、また凄いのは、王室の財産想像の話もきちっと話し合われている。国からいくらもらい、王室の財産はいくらあり、それぞれの皇太子たちに巨額の富が毎年生まれる。ウクライナ危機で国民が大変な時にそれはないとの意見も。 アメリカのアウトドア用品大手の「パタゴニア」の創業者は環境保護団体に手持ちの4200億円の株式を寄付した、子供たちも遺産はいらないそうだ、すごい。こんな話続くといいな。