百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人    2023 4 /16  愛と真実を語る言葉と 自分を売り込む言葉の違い

帰農人    2023 4 /16  
 愛と真実を語る言葉と 自分を売り込む言葉の違い
 
保育所の質の向上」「通信簿の廃止」「困っている人へのサポートセンターの設立」など上田惠子は自分の信条を堂々と語り続けた。いつもかっこいい外国の政治家たちの演説などに羨望していた。わが国では残念だがめったに見られない、でも彼女はそれを見せてくれた。昨夜の青年会議所主催の流山市市長候補の「公開討論会」でのことだ。5期20年市長を続けている伊崎さんは、人口流入で有名になった流山の自分の政策をぼそぼそとアピール、まるで覇気がない。自分はドンだ、討論なんて意味がないとでもいうようだ。、いつもトップ当選の市議だった森君はともかく元気がよい、笑顔と声は一流だ。知事だった森田健作を思わせる、知性と知識は感じられない、保守本流の箱もの行政が大好きなようだ。彼は利根運河の朝市によく顔を出し「新鮮な大根ですよー、残り数本」なんて大声を張り上げているが、俺の所には近づかない。たぶん伊崎さんから俺の悪口を聞いているからだろう、そんなところが透けて見える。「流山市随意契約が多い」と上田さんは訴える。ある意味ここが一番の問題点だ、日本中、癒着と利権がはびこり、国はどんどん衰退している。突然落下傘部隊のように現れ「愛」と「真実」を訴える上田さんに二人は面食らっているようだ。ネットで「公開討論会 流山」と検索すれば、ニコニコ動画で見られる、登録しなくても1回は見られる。信頼できる市長の出現一発大逆転を夢見て応援し、この1週間を過ごしたい、どう。
 世界ではここで素晴らしき出来事が二つ起きた。 イエメン内戦終結である、このイランとサウジの代理戦争は誰も止めようがなく、過去最大の人道危機でありながら、悲劇は続いていた。ところが両国が勝敗がつかない戦いに疲れたのだろうか、いきなり終止符を打ち、今は捕虜の交換が続いている、飛行場も港も正常に動いている、これで人道援助団体の活動も再開される、イエメンの子供たちよ、良かったね、もう少し頑張れ。 もう一つは15日にドイツの3基の原発が停止した。これでドイツの原発は全て止まった。エネルギー危機はまだ続く、再開できるようにと野党が訴えるが、緑の党が環境、外務分野をリードする政府は「原発に良いことは一つもない」とがんとして突っぱねる、よろしい。ともかく一つの国が原発をやめたこの日は人類にとって素晴らしい記念日だ、ベルギー、スイス、スペインがこれに続く。 核弾頭の廃絶も人類にとって当たりまえの事柄であるのにね。