帰農人 2024 10/13
ポンと畑が落ちてきた
夏野菜たちはそろそろ終盤を迎える。夏の野菜は生り物が多く、キュウリ、ナス、トマト、ピーマンなど少ない面積で数か月収穫できる。葉物もそうだ、空芯菜、ツルムラサキ、モロヘイヤ、青シソなども次々と伸びてくる葉や茎を摘むだけだ。秋冬春の野菜はほうれん草や小松菜などの葉物や大根、カブ、キャベツ、白菜などは一度収穫してしまえば終わりだ。10月からの8か月間、野菜を収穫し続けるためには、何度も苗を作り植え付け、種も次々と撒き続けなければならない、7月からその作業は続いているが、次々と畑が埋まっていく。新しい畑も開墾したし何とかなるだろうと考えていたが、ここにきてタマネギと長ネギの植え付ける畑が足りないことが判明、どうしようと考えていた先週、いとこから電話が入る「広い畑、貸してくれるよ」とのこと、すぐに直行。畑を見、地主の婆ちゃんと話をし、その場で交渉成立、4反5畝1350坪が借りられた。これでこの後の営農を余裕をもって行えるし、葛飾の田んぼクラブの畑もできるかもしれない、何せ畑が地主の目の前なので、認めてもらえるか微妙な所だ。畑も以前から開いていて、いくつもの話が来ても、知らない人はだめだと断ってきたらしい。娘さんも家の近くに人が来るのが嫌らしい、数か月付き合いを重ねて様子を見て、相談するか決めよう。これも一つの勝負だ。いとこのヨーコちゃんはその上新宿部落に嫁ぎ多くの人たちと仲良くしている、地主の婆ちゃんも「ヨーコちゃんの知り合いでよかった」と何度も言ってくれた。聞けば遠い親戚だという。小6まで同じ部屋だった花婆ちゃんの妹が嫁いだ野田の家と親戚だとか、また畑の隣の家もヨーコちゃんの旦那の家族だということ。まだ畑にはサツマイモなどが少し残り、いじれないが今週中には堆肥をまいたり耕したりできるだろう、その時楽に愛さるができるな、とてもありがたい。前に2件話を持ってきてくれたが、狭かったり、地主が引っ越しちゃったりとだめだったが、3度目の正直、本当に導きを感じる。関係性を日々大切にしていこう。
そんなこと言って、先週自治会の祭りの準備の日を忘れ、合わす顔が無い、とほほ。