帰農人 2025 3/16
百姓が街にしゃしゃり出る
トラクターの調子が悪く、ここ3,4か月あちこちいじくりまわしていた。小さいトラクターでしのいできたが、こちらもラジエターの水漏れがひどくなり、交換のホースを注文したが、昭和の部品はないとのこと、またネギの土かけなどに使う管理機は完全におしゃかになり、途方に暮れていた。しかし拾う神ありだ、農機具屋でもう少ししたら新しい管理機を納入し古いのを回収、直せば使えるよとのこと。また昨日トラクターの故障個所が判明、電気系統がいくつか故障していて、2か所をバッテリーから直結したら完全復活した。以前より馬力が上がり誠に力強く耕してくれる、やっと数か月の憂鬱さがとれた。
30日の東京トラクターデモに登録できた。運ぶトラック農機具屋が快く貸してくれ、青山の公園にはおける場所があるそうだ、アキや木野ちゃんも参加しそう。さて、どんなメッセージをトラクターに掲げようかな「百姓は国の宝だ 本気で守れ!」かな、もう少し考えよう、以前原発反対のデモに子ヤギを連れて行った時は「原発ヤメェー」の腹巻をマサが作ってくれたっけ、デモが成功しうまくアピールできればいいな。
昨日は「ふるまぎ里山ミュージアム」の発足集会があった、開発が進む流山で唯一残っている里山の古間木地区を市民で少しでも保全管理しようというものだ。市内で環境保護活動などしている主だった面々が多くいた、懐かしい顔ばかりだ、ここ十年開発に押されっぱなしで環境保護活動は影を潜めていたが、やっと一つ小さなともし火がともった。百姓として協力できることは幾つもある、先日、同地区隣の松の実保育園そばの1反8畝の田んぼが借りられ、みんなで米を作りたいと松の実の後援会から連絡が入った。やりましょう なんでも協力するよと答えたら、動き出した。どんどんみんなで放棄された田畑で遊べばいい、なんか色々と面白くなってきた。コロナあたりから百姓一筋になってきたので久々に心が躍る、今年は市民活動復活の年かな。