百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人 2025 3/22 自民が えっ ほんと ?

帰農人 2025 3/22

  自民が えっ ほんと ?

 3日前に、雪が積もり氷点下まで下がったのに、今日は小春日和を通り越し、さわやかな初夏の五月晴れになった。 慌ててトンネルのビニールはがしに取り掛かる、ゆだってしまう、虫も病気もわく。 育苗中の苗の温度管理の仕事も忙しい、でも仕方ないのだ、大変だけど楽しく仕事をこなそう。

 自民党の農業政策が変わった。自民党が政府に要望書を渡した、予算を大幅に増やし、さらに「別枠」で5年で数兆円を投じて農業を建て直す。「今、動かなければ、手遅れになる」と党の意見をまとめた、びっくりするのは、水田への直接支払いを復活させる予算は確実にと念押ししている。この政策は民主党政権が始めたもので、やるもんかという態度が一変した、自民党内も、今は本気で政治しなければとの意気込みを感じる、数に頼れないことが良き方向に向かわせているよ。でも規模拡大、スマート農業、輸出を押すのは変わらない、まっぴらごめんだい、百姓が胸を張って頑張れるような手助けをみんなで考えましょう。    

数兆円といえば、フランスが軍事予算の大幅拡充に国民に債権を買ってくれるようアピールしている。国民は前向きに購入を始めている、利息利率はいいが長期なのが大変だそうだ。日本でも「別枠」を農業債権にして売ればいいのにね。

EUでは軍事費拡張が決まり、生産もなるべくEU内で行い、産業も育成する経済に舵を向けた。武器産業の衰退を祈ってきたのに、今は仕方がないと切り替えた。でも必ず古い武器が全世界にばらまかれ、内戦が勃発する。内戦がおこらないように、また止める手段も用意しなければならない、国連よ飛躍してくれ。