百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

16/3/12  今、世界は凄い変化が日々渦巻いている

世界中が恥も,見栄も忘れ、率直に力技で動いている。
シリアの停戦は一応続いていて、もうこれで難民は入れないぞ、返すぞと、EUは国境を閉じはじめた。
当面はトルコが難民調整キャンプの役割を負う。
トルコの人々は紳士的で民主的で大好きだが、今の首相ダウトールはかなりの悪人、国内のクルド人問題でも強硬に軍事を使う
崖っぷちのEUには補助金の増額をごり押し、政府を批判する最大部数の新聞社は軍が抑え、
抗議する民衆のデモへは放水、催涙弾、プラスチック弾と容赦ない、EUは歯ぎしりしながら見ないふり。

南沙諸島の軍事化を強行する中国に対して、米国はオーストラリアに中国本土も見据えた最高の空軍部隊を配備した。
中国は「緊張を助長する」と抗議してるがお笑い草だ。 
日本でも阿部政権がやりたい放題、河童のへのごとく原発の再稼働を進めている。
関電は経営が苦しいので高浜原発を早く稼がせたいのだが、3号機の緊急停止に続き、裁判所からの仮停止命令が出され停止。
隣りの県の裁判で「もっとちゃんと説明しなさい」の判決は関電や政府にとってかなり嫌な判決だ、この先各地で裁判は行われる。面白くなりそうだ。
ともかく世界の様子がこれほど裸になったことはあるのだろうか、ネットの力だろう。
しかしネットに頼る若者たちは何も知らない。これにはびっくり。
国内や世界の問題に関心を向ける姿勢は小中学校の内に確立させなくては人は育たんよね。
教科書検定などくそくらえだ。北欧の教科書は自由だ。