2023-01-01から1年間の記事一覧
帰農人 2023 12/19 ウクライナは今が一番つらいだろう 畑に国旗上げようかな 今年の冬は寂しい、野菜が少ないのだ。ブロッコリー、キャベツ、白菜などの苗が枯れはて、人参も発芽せず、いつも喜ばれ冬の経済を支えてくれて来た里芋も前代未聞の小ささだ…
帰農人 2023 12/11 あなた 緑の党の配布物見てないでしょ と怒られた タマネギさしは終わった。14日間、ちょっとかかりすぎだ、1週間で終えるように算段せねば、ともかく雨が降らず、水気の少ない土の中で、根は必死に土をつかまえようとするが大変…
帰農人 2023 12/3 戦争より除草剤の方がはるかに命を殺している タマネギ差しを初めて十日。毎日3,4時間は、ひたすらマルチにあいたくぎ穴を押し開き、第一関節くらいまで指を突っ込み、苗のけつや根っこを下に押し付けながら、ちょいと土を押し付け…
帰農人 2023 11/27 凛とした大気の中 お月様は神神しい 春から開墾してきた新しい畑に初植え付けが始まった。まずは玉ねぎ、黒マルチの畝をたて、15㎝間隔にくぎ穴が開くようにデカいスタンプの様な手作りの穴開けバタンバタンと畝に降ろす。以前は最…
帰農人 2023 11/14 すごい歴史の瞬間、毎日の世界のニュースはしびれます 葛飾区の郷土と天文の博物館主催の農村文化体験集団「たんぼクラブ」ができたのは、オレが百姓初めてまもなくの頃だったので、付き合いは30年近くになる。色々とサポートして…
帰農人 2023 11/06 なんかウイルスが元気だね みな具合が悪い 昨夕は、今年最後の野球の試合を見たくて、いそいそと帰宅を急いだ。途中、栗の代金を支払いに、溶接屋の爺さんのところへ寄った。「お茶飲んでいきなせえ」 「えっ、あー…じゃあ車どかして…
帰農人 2023 10/30 夏が終わったと思ったら、すぐ、冬の気配、秋はどこ 酒のつまみをこさえようとすると、よく焦がす。今夜はとれ始めのアスパラナを柔らかくしすぎた。名の通り、アスパラの感触が似ていて、黄色い花も食べるオシャレなツマナ、残念。 …
帰農人 2023 10/23 ストーブに撒きをくべたよ 今年の里芋はまるっきりだめだ、壊滅的。わざわざ湿気の多い田んぼあとで育てたが、田んぼまでもカサカサになった、やることはやった、仕方ねー。いつも出来がよく、きれいに売り切れる、この穴をどう埋め…
帰農人 2023 10/15 かわいい笑顔は 永遠だ 今日は予報どおり朝から雨、予定では昼の今頃は新松戸のフリマで野菜を売っていたはず。いつも隣で販売していた松戸無農薬研究会は夏枯れで野菜がなく早々に来れないと、うちも何とかかき集めていくつもりであ…
帰農人 2023 10/09 夏過ぎて 初めて湯船であったまったよ 今週は、ニンニクとエシャレットを百mくらい植えつけ、白菜の定植、二日間づつ、金曜日は開墾地への初めてのヌカまき、なんかいいペースで進んでる感じがする週であった。 土曜日は運河朝市の…
帰農人 2023 10/01 神様のいない10月が始まったね 満月の前日の夜は、雲間はぽっかり空き、本当に地中海の形で、イタリア半島とギリシャが突き出ていて、アテネの先に月は輝いていた。 満月は5段腹のデカン高原の中を動いていた。ちょうど良い夜風と…
帰農人 2023 9/24 事件番号「流山730」 今年の730番目の事件 ゆうべは寒くって、夜半、毛布を引っ張り出した。いつもは、ほとんど裸に薄いタオルケットをおなかにかけるくらい。腹を出して寝ることが小さい時からだめなのだ。ガンジス川のそばの…
帰農人 2023 9/10 ネコのフレンチ キス 金曜日の雨は冷たかった。午前中の収穫で 冬の一番寒い時のように 指先が凍え、濡れた服を俺も木野ちゃんも着替えてほっとした。 こ寒い日には「カレーうどん」が農園の定番だ。スピードカッターで作りたての「一…
帰農人 2023 9/03 いつもの ミーコに 秋冬もの第一弾のブロッコリーや芽キャベツ軍団などは、大事にネットトンネルで保護されたなかで、半数以上が枯れてしまった。いつも以上に植える前に強いお日様に慣らさせた。定植後、様子を眺めていたら、大体、…
帰農人 2023 8/27 セミの声より 夜の虫、虫の世界は 秋 マサが熱で寝込んだ。店の方で娘たちのやっかいになるので、家は一人。ミーコにはいつも高級ネコエサ、やりなれない。 今朝などは朝遅く2匹いっぺんに、縁側から飛び込んで帰ってきた。これはや…
帰農人 2023 8/21 ベジタのノミ取り生活は続く おれもそうだが、木野ちゃん、アキともに毎日9時から5時、炎天下やクーラーの無い施設での作業や食事、いつもと変りなく、せっせっと働いている。俺はもっと早くと催促しながら、毎日アイスを出す、アイ…
帰農人 2023 8/16 真南からの風は吹き続けている 風鈴はいつも リン ちょうど良い雨が、二回来た。一度目の雨の前日に、人参の種をまき、二度目の雨の中、ブロッコリーなどの苗を植えた、申し訳ないほど適量の雨だった。ありがたや、である。 今度の研…
帰農人 2023 7 /30 そして母ネコは 静かに去った 世界中、今までにない猛暑の中、あがいている。日本なんかいいほうだんね、どこも40℃は軽く超えてる、流山は乾ききっている。一週間前あたりから野菜の様子がおかしくなった、葉がしだれてくる、ナス…
帰農人 2023 7 /23 暑中 お見舞い もうしあげます スーちゃん 「キャンドルジュンとはもう別れたんじゃないの」と昼飯時にアキが言った。「聞いてないぞ」。その数日後ボビンから電話があったのでジュンの事を聞くと「仲良く家族と暮らしているよ」との…
帰農人 2023 7 /16 もうすぐ 太平洋高気圧が列島をつつむ もうかろうじて、1週間にもなろうか、毎日風呂に入っている、といっても、湯船には入らず、どれだけ少ない湯と石鹸で体をいたわれるか、に気を使いながら、すっきりしている。風呂後に感じる風…
帰農人 2023 7 /9 永さんの命日の七夕が また過ぎたよ 梅雨の間にこんなに蒸し暑い日が続くのはとても珍しい。ともかく雨が降らない、いつも梅雨明けまじかの豪雨が終わり開けるとともに、ハウスに遮光資材を散布するのだが、今年は早くやろうかな、大…
帰農人 2023 7 /1 久々の政治参加 6月中にジャガイモを掘り終えたのは久しぶりだ。コロコロ植えというマルチの下の浅いところで育つので収穫は簡単だと喜んでいたら、最初は簡単に掘れるが時間がたつとうちの畑は粘土分が多く硬く締まってくる、やはり…
帰農人 2023 6 /26 二つのサイフの物語 「お財布 預かっています」と電話番号を書いた紙を貼ってから、もう十日以上たつ。かわいい巾着袋に1万二千円と小銭が、自分たちだったら必死で探すべ、うちにお客さんなら一週間以内にまたくるべと考えていたが…
帰農人 2023 6 /19 優しい仲間ができた この夏は、日々の友に「風鈴の音」が加わった。 何十年ぶりだろう、風鈴ってすごいよと懸命につけたこともあった。 5月の連休にマサはいつも大掃除をやる。今年は南部鉄瓶のフクロウ型の風鈴を見つけ出し、馬油…
帰農人 2023 6 /11 スーダンの戦争が本格化してきた、とてもやばい ようやく水位が下がり、何んとか耕せすことができるようになってきた。ゴーヤ、バジル、モロヘイヤの苗を定植するためのウネを早くたてねば。枝豆もナスもキュウリ、トマトなどが一気…
帰農人 2023 6 /04 ティピーのキヨシ ネパールのボビン そしてアイコが 線状降水帯が予測され、半日も前からこの辺りにも来るぞとのこと、スマホで随時チェックし、いよいよ来るぞというときに早帰り、ざんざか降る雨は夜半まで続き、畑周りの田んぼは…
帰農人 2023 5 /28 これはもう梅雨入りだね、毎日雲が多い 25日の農業新聞の一面に「半農半Ⅹ」にも補助金を出す地域が増えているとの記事があった。現在補助金は将来的に規模拡大等が見込める、農業委員会が認定した「認定農家」にのみ拠出されている…
帰農人 2023 5 /21 田植えの準備が できた夜 今、ゼレンスキーが広島にいる。マクロンにお願いした専用機から、さくっさくっと降り立った時からかっっこ良かった。どの場面でも、しっかり国民の為に働いている姿は美しい。 彼は戦争が始まって以来、毎…
帰農人 2023 5 /16 ご苦労 おじじ 今年になってからの雨量は驚異的に少ない。地面の下のほうまで乾いているので、先週の大雨でも次の日は水がさあっーと吸い込まれるので地表はぐちゃぐちゃにならない、毎年年に数度は畑が田んぼのようになりくるぶしま…
帰農人 2023 4 /30 吉田あち ヒッピーや旅人の中にもトランプはいた 先週、高田馬場で話を聞いた男が、畑仕事がしたいと訪ねてきた。齢は40位で太っている、良くしゃべる。世界中旅しているみたいで、このコロナの中はロシアやクリミア、ジョージア、…