百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰農人 2024 3/30 きのう 初めての モンシロチョウ

帰農人 2024 3/30 

  きのう 初めての モンシロチョウ

 中央学院高が負けちゃったね、よう頑張った。中央学院大の応援部には、高校の時お世話になった、秋の体育祭の応援団長を志願し練習を重ねていたので、もう死んじまったモリと授業を抜け出し、でかいバイクの二人乗りで大学の応援部に乗り込み、指導してもらった。そしたら「お前らの練習見に行くよ」とのこと、先に高校に帰って先生に「駐車場空けて下さい」とお願いして待つと、3台のシャコタンカーで10人以上の本物のツッパリ応援団、長い学ランに決めたてかてか頭、屋上で練習している30人位の応援団、学年も男女も同数。その前に並び、団長だけは持参の椅子に座っている。団長が煙草を取り出すと火をさっと差し出す。みごとだ。先生もさぞ困ったことだろう、体躯の先生も日大の「えんさっさ」を教えてくれた。 その後みんな練習に熱が入り、本番後はみんなでお好み焼き屋に行って、大喜びの打ち上げ、勿論、酒もタバコも当然OK、先生が知ってたみたいで、先に店に来て、遅くならないようにとお願いしたと、あとで知った、先生には感謝。  長ランは裏地にみんな金かけてる、団長はみごとな竜だった、二十の時コペン出会った幸ちゃんは世界を回る旅に出る前は、それらの裏地を仕上げる職人だったそうだ、なつかしい。

 次の日は文化祭、これも思いっきり遊んだ、野球が終わって、すぐに「大道芸研究会」を立ち上げ、落語が大好きな国語の先生に顧問になってもらい、仲間たちは研究を始めた。俺は「マムシ酒」を売った、寅さんの服装で「信濃の国は南の恵那山〜」などと口上をしどろもどろに叫んでいた。ガマの油を売る仲間は自転車で筑波山まで実演を見に行った。モリはバナナのたたき売り、ガソリンを口から吹き出す「火吹き男」もいた、高校の中庭で、よくやらしてくれたよな、この日も先生に大感謝。