百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

16/4/30 やっぱり田植えはしびれるね

東葛病院の看護学校で講師をした。
生徒が田植えをやる前に、90分、農業の話しを聞く、もう10年以上続けている。
学校のの関係者は「あち」と皆が呼んでくれる。数年前前まで「金八先生」のモデルになった三上さん?が校長をやってた根性がある学校である。
三上さんは生徒とハイタッチしたり、窓に当たって死んだ鳩をみんなで食べたり、カラオケでは一番元気だったり、金八ぶり充分、退職後、崇拝する宮沢健二の花巻に行ったそうだ。

講義の日は朝から冷たい雨、でも田植えは強硬するという、確かに雨でも田植えはできる
でも今の若者たちには酷だと思うが、さすがに人の命を預かる看護の学校、肝がすわっている
ちゃんとやり遂げた、大したもんだ。

今日は初田植え、5枚(50a)を何とか綺麗に植えられた
ポンコツ田植え機も数度修理しながら調子を上げてきた、何とかなる、後は焦らないことだ。 
田植えやその前の代かきは微妙な水入れ、または水出し作業が大変だ。
周りの田んぼの様子を見極めてダムを作り入水しする。大変なのが適度な水位に水を出す作業だ
1反(300坪)の水位を1㎝下げるのに10tの水を出さなければいけない
条件が様々に違う5,6枚程度の田んぼを管理するだけでも大仕事だ
土地改良区の水管理の職員とも日々話をせねばならない
やっぱり田植えは大仕事だ、畑仕事も忙しい、
何とかスッパっとすませたいとみんなが願っている。夏秋野菜の世話も今がピークだもんね。