百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017-01-01から1年間の記事一覧

2017 6/04 出産ラッシュ でもみんな貰い手がいる

2才のミミは1日に二度目の出産、朝には産まれていたが、夕方になっても後産が終わらないので心配していた、ミミの母さんは産んだ後、子宮が出てしまい亡くなった。 次の朝、もう1匹が産まれていたが、死産であった。初めの子、キンタとクンテ、双子のオス…

2017 6/04 出産ラッシュ でもみんな貰い手がいる

2才のミミは1日に二度目の出産、朝には産まれていたが、夕方になっても後産が終わらないので心配していた、ミミの母さんは産んだ後、子宮が出てしまい亡くなった。 次の朝、もう1匹が産まれていたが、死産であった。初めの子、キンタとクンテ、双子のオス…

2017 5/27     春菊の花もって、誕生日に墓参り

「今日も 少しゆっくりしようかな」、「そうすればぁ、誕生日だし、墓参りでもしてくれば」とマサにさとされた。 誕生日は産んでくれた「かあちゃん」に感謝する日だ、と「さよなら、さよなら」の映画の淀川長春さんの行いに感動した永六輔さんがよく話して…

2017 5/20  傲慢な部落意識が厄介

今日の暑さ、植えたばかりのさつま芋や今日植えつけているネギの苗たちに「ごめんね。頑張って」と小まめな水やりもできぬ忙しさに、ただ祈るだけ。 でも日が暮れると、まだ冷えを感じるので、ストーブをちょっとつけコタツ用の豆炭を仕込む あとは飲んで寝…

2017 5/14 田植えが終わった 腰が死んでいる

今日、売り物の野菜をいじくりまわる4歳の男の子といい会話ができ、ちょっと浮かれている。 「ママのお尻を触られたり、おっぱいをツンツンやられてもいいのかい、あんたがお金出して君の物になるまでは、この大根は僕の大事な子供だ、大切にしてくれ」と諭…

2017 5/05 久々にフクロウの鳴く声が

6,7、13、14の土日に我孫子市役所近くの文化財の村川別荘で草の造形作家、あまよかしむが作品作りを実演している 10時〜12時、13時〜15時半、本気のクソ根性職人とゆっくり話し合えるチャンス、無料 「我孫子アートな散歩市」の一こまです。 …

2017 4/30 神様の粋な計らい

朝5時、顔に受けるお日様はストーブの様に暖かい、冬の終結を実感、でも夜は少しストーブを焚き、コタツに豆炭を入れる、もう少し火遊びを楽しむ。 田んぼに水を入れた、水路は部落の共同作業が出来なくなり、土地改良区や業者などがユンボで掘り返す地区が…

2017 4/22 ドキドキの生放送 大成功

「隠れていてください」と、番組担当者から、俺だけは本番前に会ってはいけないとのこと。陰から二階の控室に行く姿を盗み見た かなり足に来ている、ここ数日の放送を聞いていてもスーパー元気、でもやはり大変だろうな、楽しい放送にしなくちゃ、控室に売れ…

2017 4/15 霊媒者 マムシ参上

まずはお知らせです。 来週の19日(水)に「毒蝮三太夫」が店に来ます。TBSラジオで昼前(11:22〜11:38頃)に、もう40年も続いている番組なのでご存じですよんね、 弟の茂がラジオ業界では有名なヘビーリスナーで、よくラジオで「どすこい大将」な…

2017 4/08 数年のもやもやがすっきり、でも緊張

軽くしのつく暖かい雨の中、一日のんびりネギの草取りを堪能した。 いつも下準備や難しい機械作業などで、地道な手作業での草取りなどはほとんどできず、かえって「のんびり草取りしてーなー」とよく思う。 今日は土曜の休日、一人で気ままに農作業をするの…

2017 3/25 逃げる られるかな?

林にもコブシの白い花輝き、桜も「咲くぞー」と蕾を大きく膨らませている。 まさに春が爆発するこの時期、多品種栽培の百姓は憂鬱の極みである。トマトやじゃが芋の定植、水稲の箱苗準備などの大仕事に追われ、細かい物の種蒔きや定植もある 厄介なのは温度…

2017 3/18 教え子に 教えられ なんか初めてかも いい

いつもこの時期、中々乾かない田んぼに、「中々畦が濡れないね」の会話にイライラが、今年は「水が無いと塗れないよ、すぐにバラバラになるんでねえのだ。 やっとまとまった雨に試しに「畦ぬり機」で3枚ほど試してみたが、なんかおかしい、次の日も雨が降っ…

2017 3/12 へんたーい進め イッチニ どこまでも

反原発放浪者のアコちゃんが4年ぶりに来て、店のカフェで話をしてくれた。 変態度益々極まり絶好調。着てる服には「脱原発」「戦争へんたい」「脱リニア」「脱ケーツーシロップ」「脱天皇制」「感謝」「祈り」「地産地消」「無関心」「大麻」「朝市」〜等々…

2017 3/04 今年も お雛様出し忘れた ごめん

しばらくお蔵入りしていたレコードを、熱いお湯を浸したちり紙でクリーニング。一枚一枚状態を確認。 どの曲も心に響き仕事しながらなんて聞けない ライナーノーツを読んだり、英語の歌詞は訳を読んだり、とても楽しい。 数日前からカセットテープの整理を始…

2017 2/27 旅立ち、でも近づく思い

長女くるみの引っ越しを手伝った。軽トラと軽ワゴンに全て収まり、世田谷の経堂までいざ出発 後についてきてと言ったはずなのにどんどん行ってしまう。 強風でハンドルを取られるので高速でも飛ばせない、くるみは飛ばして姿は見えない。 高井戸の出口が近づ…

2017 2/13  ばかっ風ブルース

夜、鶏小屋が騒がしいので行ってみたらタヌキが鶏を食っていた。 逃げないので踏みつぶした。瀕死のタヌキはそろそろと外に出た、首の骨を砕いた音、内臓を潰した感覚は記憶に刻まれた。 きっとどこかで夢に現れるな。ともかく仕方がないのだ、罪滅ぼしは、…

2017 2/04 春の息吹き満ちる、これが旧暦の正月か

作業場のファンヒーターは時々目詰まりを起こしよく止まった。 色々いじくっていたが、もう駄目だ買い直そうと考えていた矢先に友人から貰えた。 新しいのを車から運んでくる間に、数分でもいいから温めろをポンコツのスイッチを押したら、正常に動き出した…

2017 1/29 バングラデシュは原潜を持ってる

もう、来週は「鬼はそと!」ではないか 外の水道が凍った事も数回、毎年破裂していたハウスの配管の損害もなく春を迎えようとしている。 大変楽ではあるが、生き延びた害虫たちが多くなりそう、要注意。バングラデッシュが中国から原潜を購入し、パキスタン…

17/01/21    正月の読書は神道の本と少年ケニヤ

実は正月3日に双子のオス「キンタ」が朝死んでいた。もともと育ちが悪く双子の「クンテ」の半分ほどの体重、動きや反応が障害を思わせた。1才には届かなかったが、良く生きたと思う 前の日もいたって元気だった。 そして数日前1歳の「メリー」が若百姓の…

2017/01/14  農は神事に始まり神事に終わる

9日に部落の氏神様「八幡神社」で「おびしゃ」があり、矢を射ることはないが、総会であり新年会であり、毎年ぐたぐたに酔っ払う。 今年は百姓の姉さんたちが4人前に座っていたので話が弾んだ。 味噌や酒の話しが出てきたので、ドブロクと糀を家から持って…

2017/01/03.元旦の農業新聞に三省の一日一日の言葉が

それは3足の靴下から始まった。 北海道の知り合いから「帰農人」のお礼にとクリスマスの袋に靴下が、そのいきな計らいにいたく感動 その数日後3人の神主さんのミツバチの神降ろしに数日頭がしびれていたら、今度は3匹の大きな伊勢海老が来た。 隣り娘さん…