帰農人 2023 11/06
なんかウイルスが元気だね みな具合が悪い
昨夕は、今年最後の野球の試合を見たくて、いそいそと帰宅を急いだ。途中、栗の代金を支払いに、溶接屋の爺さんのところへ寄った。「お茶飲んでいきなせえ」 「えっ、あー…じゃあ車どかしてきます」と、戸惑ったが、年寄りは宝だ、無下にはできぬ。ましてこんなに優しい人はめったにない。 婆ちゃんは、細っこい蒸しサツマイモの冷えたの煎餅とお茶を。猛暑での野菜の被害など話した。作業場が整理されていなかったので、溶接の仕事は引退したかな、もう頼めねえのかなと思っていた。大変腕のいい職人で、いつもほれぼれする仕事を超安値でやってくれる、もっととってよといつもこちらからお願いしている。笑顔で受け取らない。玄関には大きな竹ざるによくできた落花生が並んでいる、昼は干してるんだな、質素でつつましく仲良く二人で暮らしている。どうやら仕事は時々頼まれるそうだ、目の具合はよさそうだ、良かった。
帰りのラジオではまだ試合の序盤で動きがないそうだ、帰ってからは酒を手にくぎ付け。阪神もオックスもみんな若い、ほとんどが25才デコボコだ、みんな気合に満ち溢れている、なんともすがすがしい野球風景だ。30半ばのおっさんたちが頑張ってる楽天の姿が好きだが、この両球団のぶっちぎりの強さは、奇跡だ。今後も楽しみ、他球団も急速に変わってゆくよ。 中継の画面の上に打者の名前が並んでいる、②紅林③森④頓宮、深い木々たちに囲まれた社を思い浮かべてしまう、日本っていいなと妙なところで感心している。
先週は二つ後輩のタマダは、壊れた機械などを3回片付けてくれた。そのたびに領収書を見せ、半額を手渡してくれる、5千円、1万円、2500円、「おめっ、儲けなくなんべよ」といっても、「さんざんワルしてきたから、かわいがられるように正直にやるしかねえ」とのこと。中学1年で盗んだバイクで走ってたもんね、ヤクザに組入れしたこともある。同年代の外れた連中との付き合いは深い。死んでしまったが、ユーズの純ナマに思入れが深く、ずっと付き合ってきた俺たちによく、純ナマの話をする。 新しい真澄屋の隣は旧村山接骨院だ、ヒゲで柔道場もやっていた豪快な親父には小学生の頃から何度も治療してもらった、不良たちの面倒見がよく、タマダは村山さんが具合が悪くなり病院通いするときはいつも運転したそうだ。今もおばさんの所へはよく行くらしい、どうりでうちらのこともよく知っている。やつと話してると、沢山の同級生の様子や関係がどんどん出てくる、面白い
廃棄したいバッテリーがあったらください、一つ5百円以上で売って半額が入るよ。