百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016/05/29  縁を塗り重ねる喜び

「明日予定日なの」と16日に、連れ合いのボッチと共に畑まわりを散歩に来たカズちゃ 、その後一向にに連絡が来ない、なんかあったのかなぁーと心配しても、焦らせてはいけないので電話もできない中、オラの57の誕生日27日を迎えた 夜、誕生会をしてい…

2016/05/21 新兵器「アメンボ号」

田植えが終わり10日以上過ぎた田んぼから、第1回目の除草作業が始まる。 以前は最初チェーンをぶら下げた3mほどの棒を引っ張って、後は2条の除草機をかけていた。 今年は新兵器「アメンボ号」を購入、田植え機の後ろを取り外し除草機を取り付けた。動…

2016/05/15 おバカさんたちっていいね

10年休耕した田んぼを始めるとのことで、畦ぬり機を貸した農業少年、うまく使えたのかな? 気にかかり電話をしたところ、入院してた爺さんが急変し親父さんとの大仕事はストップとのこと、来年からだなと思っていたら、今日の昼ごろ電話があり、「爺ちゃん…

2016/05/08 農業中学生あらわる

田植えをしてたら、ずっと見ているボウズの中高生、 「面白いのかい?」、「僕の家は田んぼをやめちゃって、俺大好きで、今すぐにでもやりたいんです」と来た こりゃおもしれえー、苗を田植え機にセットするたびに、つっこんで話を聞いた、 数分×3回、それ…

16/4/30 やっぱり田植えはしびれるね

東葛病院の看護学校で講師をした。 生徒が田植えをやる前に、90分、農業の話しを聞く、もう10年以上続けている。 学校のの関係者は「あち」と皆が呼んでくれる。数年前前まで「金八先生」のモデルになった三上さん?が校長をやってた根性がある学校であ…

16/4/24 野蛮むき出しの世界の政治、いいねもう少し

ピーヒヨローとトンビの泣き声を何回も聞いた この地にはオオタカなどはいるが、そのような泣き声を聞いたことはない、トンビが来ていたら嬉しいな。 GW頃に感じる爽やかな風を感じ日々とても気持ちいい、ちょっと早い、昨年から続く平均、気温より2℃上の…

16/4/16 壊れまくるトラクター

初めて新車で買ったトラクターも10年を超えヘタヘタになってきた。 深い田んぼが多いこの地域で初めてキャタピラ式のトラクター、多くの仕事の依頼があり、何より大きな信頼を得た その後幾つもの農家がクローラー(キャタピラ)トラクターを購入した。 地…

16/4/10 3人の子持ちの40才 百姓へ

数年前より「じゃが芋のころころ植え」を試みている。 黒マルチを使用した超浅植えの栽培方法、平畝に芋を逆さに押し込み土はうっすらかかる程度でマルチを被せ、芽がマルチを押し上げてきたら、そこをカッターで切り出してやる、あとは収穫を待つのみ。 土…

16/4/3  旅立って、帰ってきて、産まれたよ

とうとう一番下の貝人が巣立ってしまった。冬場は10mを超える雪が積もる月山の山奥の旅館に就職。 400年続く超老舗旅館、雄大な自然と東北の田舎人、学ぶことは沢山あるだろう。 前日に一万近くの小銭を札に変えてくれとのこと、貯金箱を壊したら出て…

16/3/20  放射冷却のバカヤロー!

やっぱりこの時期、遅霜はやってきた。毎日天気予報とにらめっこして、氷点下は無い、と判断したのが間違えであった。 いつもより夏野菜の苗の育ちが早く、びろんと徒長する前に定植したかった、あまりの暖かさが続くので、今年のラッキーな暖かさをどのよう…

16/3/12  今、世界は凄い変化が日々渦巻いている

世界中が恥も,見栄も忘れ、率直に力技で動いている。 シリアの停戦は一応続いていて、もうこれで難民は入れないぞ、返すぞと、EUは国境を閉じはじめた。 当面はトルコが難民調整キャンプの役割を負う。 トルコの人々は紳士的で民主的で大好きだが、今の首…

16/3/5 ひな人形出すの忘れたよ、ごめん父母

双子のかたわれに死なれたメスヤギは元気に飛びまわっている、名前は「メリー」 羊じゃないけどメリー、明るい名前を付けてやりたかった。 僕の一番のアイドルの「百恵」をつけたかったが、暗すぎるもんね、次だな。昨日「鴨川食堂」というNHKの土曜のド…

16/2/27 世界の流れが変わる日は明日かも

昨日子ヤギが一匹死んだ、死因は不明、とても元気に跳ね回っていたオス、朝、小屋で固くなっていた。 数日前「オスは弱いんだよ」と話していたことがすぐ現実に、ちょっとショックだね。 生き物と言えば、第一小屋の鶏たちが産んだ卵を食べ始めたので色々対…

16/2/20 メ―出てい日

昨日ヤギが産まれた。白と茶色の2匹、親はフユコ2才、まだ小さい時にも出産したが死産だった、今度は元気だ。 ポカポカ陽気の昼前の土手、最高のお日よりだ。 毎日の様に見に来るという街の爺さんが発見し、近所の家に知らせてくれてK婆ちゃんが自転車で…

16/2/14  新しき夢 ビジョン

毎年、味噌の仕込み会の日は寒さに震えながらが定番、今年は100年に一度の超暖冬、おかげでみんな元気、用意しておいた「薪割り」に、暇な付き人たちは競って挑んでいた。 大人が苦労する中、小4の女の子が何度もきれいに薪をわっていった、力ではないこ…

16/2/8  あったかーい冬だったね

毎年冬は足裏からの底冷えを防ぐため、つま先用のホッカイロを何箱か買うが、今年は一回もいらぬまま立春を迎えてしまった。 ボロやなので北風小僧がびゅうーびゅうー家の中を通り抜ける怖い夜もなかった。 先日、直売所で他の農家が菜花を安く並べているの…

16/1/30 祈りの世界

朝昼の食事前の「いただきます」は心の中で家族や仲間たちの「笑顔」を祈り、特に関係が上手くいかない人や敵対する人の安泰も祈る。 この習慣はもう10数年続いているが形だけの自己満足がほとんどだった気がする。 でもその祈りによって、だいぶ救われて…

16/1/24  酪農もそろそろ本気かな?

堆肥場に向かう車上で「今日も4,5回お願いします」と電話したら、「まったくないです」との事 少ない時も時々あるが、この時期では初めて、昨日急にダンプを借りられるとの話があり、バタバタ予定を立て直していたら、堆肥の確認を怠ったのだ ダンプの賃…

2016 1/17 海外のニュースに目が離せない

ほぼ毎日BSのワールドニュースを録画して見ている。 一番気になるのはアルジャジーラの中東の様子、ISとの戦況の他、イエメンの内戦やパレスチナの様子も必ず放映される 欧米、イスラエルへの根本的な怒りは増すばかりだが、どうしよもない現実に、その…

2016 1/10 この町の種屋さんはきえた  

流山で唯一の種屋さんが、暮れに急に閉店した。中野種屋はおばさんが元気でやっていた。 良く面倒を見ていた孫娘の自殺の後、落ち込みがひどかったが、精神内科に通ったりして、すっかり立ち直おり、あと2,3年は頑張れそうなので、店を支援するためにも種…