百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 10/29 雨こんこん キツネがとおる

バターナッツ収穫していたら、隣の資材ハウスの中でガサコソと、なんか大物だ、ばっと大きな犬のような獣が飛び出し走り逃げた。
キツネだ、ふさふさの尾がきれいだった。市内では何度か確認されているようだが、初めて見た。
20才の頃、岩手山にいた時、小岩井牧場付近の道で良くであった。逃げ方も素早く、ある一定の距離をとると、きりっとこちらを監視する、その姿に畏敬の念を抱き続けてきた。
久々に見た姿は心の中に大きな感動を残した
「科学物質を少しでもなくすからね」とキツネに祈りを送った。

大雨が続きグチャグチャの日々、雨でもやれる仕事を何とか探し、無駄の無いように働いているが、日暮れも早く限界がある。
どうせやることだと、家の大掃除を開始した。
まずは障子のさんや細かい所までのほこりと蜘蛛の巣掃除から始めた。その後帰宅後に少しづつ進めている。
今は台所回り、ここが一番大変レンジにオーブン、壁や鍋、油と焦げとの戦い至って大変、特に鍋やフライパンにこびりついた煤落としは至って難儀、電動工具で削っても大変、手は傷だらけ、でも中々面白い。
年末が迫ったらこんなこともできないだろうし、ゆっくり遊ぼう。
風呂桶の水漏れが激しくなったので、昨日、目地材を塗り直した。5,6年に一度はやらなくてはいけない仕事だ。一日して乾いたころに水を入れ様子を見たら、少し抜けている。悔しい、明日は栓を取り替えてみよう。
雨漏りも直さなくてはね、瓦の下の油紙敷き直すのだ、そう思ってから5,6年はゆうに過ぎている。
置き去りにした暮らしの断片をとり戻そう。感謝の日々の復活だぁ。