百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

帰 農 人 2021  8/01 今年の夏は長い。コロナと五輪で消耗も激しい

帰 農 人 2021  8/01
  今年の夏は長い、
     コロナと五輪で消耗も激しい

 梅雨明け10日、暑いけど、風があり、時々の雷雨。1日中働いているがまだ熱中症気味は最初の2日だけ。でもまだ8月1日。ビールも飲み過ぎて冷えているようで、身体はドブロクのお湯割りを欲している。昨日からは農業への転職を新婚夫婦で考えている28才の男性。ジャイカでの農業実習生の資格を目指す元気な25才の女子も週5日研修に来ている。2人とも本気なのと、下手すると暑さにやられるので、なるべく共に作業をするよう気を配る。午後は長ネギの草刈りだ、風は吹いているが、ネギの畝間では風が弱い、ズボンもすぐに汗でびしょびしょになる。昨日は雨のおかげで草はよく抜けたが、今日は抜けにくい、しばらくすると手に力が入らなくなり、つったりもする、やはり二人はバテている。休憩の様子や水の飲み方でわかる、でも頑張ってくれた、ありがたい。
でも二人の倍以上の年齢の自分もかなり消耗している、でもこの夏初めて食べた枝豆は美味しく、労わってくれる。5月から出荷してるがやっと余って食べられた。様々な残り野菜を食べていれば充分に野菜を楽しめる、昼飯はスタッフや研修生たちに山盛りの野菜を食べてもらいたく料理に力が入るがなにせ時間がかけられない、でも研修生たちには野菜に話をするときに大事な時間だ。
ナスとパプリカのてんぷらに二人はしたづつみ、帰りにはたくさんの野菜を持ち帰った、これが精いっぱい。

 二人ともリモートで自宅で仕事をしていて、コロナのリスクは少ないのがありがたい。今までの状況とは違い、買い物等も気をつけなければ、コロナ感染してしまう可能性もある、無人直売所の小銭を数える時も気をつけなければいけない、感染回路としてはそこが一番。
あとは気にしなくていい百姓生活は今の時代、とても贅沢だね。
 オリンピックの無観客は寂しかったけど、良き決断だった。観客があったら大変な地獄が待っていただろうね、ともかくこれから1週間は凄い日々が続くんだろね、ともかく寝なければ。