百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 3/18 教え子に 教えられ なんか初めてかも いい

いつもこの時期、中々乾かない田んぼに、「中々畦が濡れないね」の会話にイライラが、今年は「水が無いと塗れないよ、すぐにバラバラになるんでねえのだ。
やっとまとまった雨に試しに「畦ぬり機」で3枚ほど試してみたが、なんかおかしい、次の日も雨が降ったので、ここぞと塗ってみたらいい感じ、次の雨も当分期待できそうもない気象状況なので、その次の日、頑張って全部を仕上げた。
もうあちこちダメなトラクターに無理がかからんように操作を続けていたのに、最後の1枚の前にキャタ
ピラが外れた。ルミちゃんに支援を仰いだ、軽トラの車内で「何で最後の〜」と嘆く
俺に「なんかあった事は神様からのアドバイスですよね」と諭されてしまった
「そうだよ、冷静に判断を」と、そのあとは的確な部品交換などの判断ができた。みんな弱い物だ、ちょとした思いやり、アドバイスは宝石、ダイヤもんだね〜ああ。

 来年大学を卒業し、近所の東葛病院に授産師として働き始める予定の麻実のモロッコ、スペインの半月旅行を始めた。
毎朝まさが「報告が来たよ」と笑顔でタブレットを差し出してくれる、興味深々、とてもありがたいが、ちょと引っかかる。
旅してる時こんなに即座に交信できていいのか?という疑問が浮かぶ。これは自分のこだわりだが、20才の時一年間世界を旅した時は1枚の写真も撮らなかった
「心に刻み込んだ」と、リュックに収めた愛機「ペンタクッスSP」は一度も使われぬまま、売られ。
西欧行の資金となった。桃太も社員旅行でベトナム、生きて帰れよ。