百姓日記 帰農人

農園の長、アチが書く百姓日記

2017 5/14 田植えが終わった 腰が死んでいる

今日、売り物の野菜をいじくりまわる4歳の男の子といい会話ができ、ちょっと浮かれている。
「ママのお尻を触られたり、おっぱいをツンツンやられてもいいのかい、あんたがお金出して君の物になるまでは、この大根は僕の大事な子供だ、大切にしてくれ」と諭したら、その子は父ちゃんの足にまとわりつきおとなしくなった。
今までは「こらっ」とか言って叱っていたが、やんちゃなガキどもは「くそじじい」などと反発する、以前から良い諭し方ができないかなと考えていたんだ
駅前のイベントなので幼子を連れた人が多い
ちょろちょろと走り回り、なんとも大変
「ヒモでもつけておきたいね」「ホントにそう、虐待と言われなければ」
俺自身も人一倍言うことを聞かなくて、何度も「疳の虫」に効くというお灸をお寺でされたことを覚えている
様々なワクチンの原料の牛などから除草剤が残り、多動性障害が増加しているとの研究報告が頭をよぎる
化学物質の薬害は世界中で増加中、遺伝子組み換え作物の増加により除草剤が大量使用されている
周りの農家でも、どんどん使用の面積が拡大されている、草刈りする体力がないのだ
きれいなみずみずしい春に枯れて黄色くなった草地があちこちに見られるのは、なんとも痛々しい。 
代かき後に畦に流れ寄った草などを熊手で上げていたら小さな子亀を捕まえた、次の日田んぼに返そうとして迷った
そろそろ周りの田んぼではどこでも除草剤がまかれる次期、周りに田のない所を選び水の中に入れたら、すいすいと一直線に奥に泳いで行った
「生き延びろよ」と願う。カエルの大合唱を今年は聞かない
命が減っている。