帰農人 ２０２３ 4 ／２５
フリマに、選挙に、ヒッピー祭り すごい日だ
高田馬場駅から５分ほど歩き角を曲がるとすぐに「ときわ座」があった。以前の花屋さんの古ぼけた看板があり、中はがらんどう、天井板は外されむき出しの木の柱ガイシに電線が走る。歌うたいの二人が音響のチェックをしていた。会が始まるまで１時間以上あるのでもう一人の語らべのいすみ市の手塚さんとビールをガンガン飲んでいたら、少しずつ集まってきた人たちも飲みだし始まるころには宴会のようになっていた。若者たちにヒッピーの話をとのことだったが、２０名ほどの参加者はほとんど俺らと同年代。自己紹介を聞くとみんなそれなりに世間から外れており、様々な知識がある。ともかくヒッピーの長老であったポンちゃんや三省、ナナオやボブなどとのつながりや出来事などを話すと反応がよく、話しながらも酒を飲み続けていたら、裏話も思い出し、大いにウケた。その後主催のマキちゃんがスライドを見せながら動物の話をしていたが、俺は飲みすぎて倒れ隅で横になって聞いていたが、終わりの頃、吐いてしまった真っ黒い液に「これに血かなぁ」びっくりしながら吹いていたら、黒ビールであり一安心。
途中で抜けて帰ってきてヤギや直売所の片付けを終え家に着いたら、この日３年ぶりに開催された新松戸のフリマだったが荷物なども片付けられていた。俺の代わりに松の実保育園の給食のＵさん夫婦が売りに行ってくれたのだ。食材を周２，３回届けに行っていたのでもう４０年の付き合いになる。野菜もほぼ売り切ってくれた。今回誘った有機仲間の野田のあすなろ農園も越谷の遊佐農場も売り上げを伸ばし気持ちよく過ごせたとみんな大満足。ポン祭りとフリマが成功したので、あとは選挙だけだ。マサは市長候補の上田さんたちが店に集まっているのでみんなの世話、俺は一人でテレビとネットいじりながらひりひりする胃に迎え酒を流し込む、１０時過ぎに落選を知る。市議選を見ても保守本流は圧倒的な強さだ。一つの夢は去った、これから４年間上田さんは耐えて勉強してくれるとありがたいのだが、でも知性が感じられない声の大きな森君が当選できなかったことだけでも良しとしよう。野菜作りもよく失敗する、その時に原因と対処をよく考え一年後にまた挑戦することを繰り返すこと数十度。失敗はおっぱいの始まり、ありがたい神様からのプレゼントなのだとバカボンのパパは言ってないか？
